懐かしくもかっこいいなぁ＾＾　　　実際に私も乗っていたので大好きな１台です＾＾

　クラッチが少し重くて運転がしにくいと相談があり点検することになりました！

　他には、アイドリングが高いのでギヤーが入りづらい！

　ハンドルのガタが大きい！

実際に踏んで見ると少し重い！　強化クラッチかな

組み込まれててもおかしくはないなと思っていましたが、なんとなく中途半端な重さだな！

さっそくミッションを下ろして点検しました。

クラッチカバーはノーマルのように思います。

レリーズベアリングが当たってる場所の磨耗もこんなもんかなぁ・・ぐらいで
交換したほうが無難かな！！って感じ。

クラッチディスクもノーマルっぽいですね

ではなぜ重く感じるのか・・・・・

それは、ディスクの消耗具合であるかの可能性が高いと思います。

画像でもわかるのですが、クラッチ残量がない状態です。

これは滑っていてもおかしくないかな！逆に飛ばしてなかったので分からなかったのかも・・・

レリーズベアリングも当たり面がピカピカになっていますので交換時期に来ています。
回して見てももう音が出てもおかしくない状態かな。

次に、ミッションケース内がクラッチディスクの粉とクランクリヤーオイルシールからの

オイル漏れからドロドロ状態・・・・　　　　これは修理するほうが良いかとおもいますが・・・

オーナーと相談して見ましょうかね

アイドリングも高いようで何とかならないか？ってことでここも点検修理となります。

AACバルブで８００回転付近に落せるなら調整します。

実際には締めこまれていてアイドリングがこれ以上落ちない上体でした。

駄目もとでVCMバルブのカプラーを外してAACバルブに負圧を調整できるかを点検します。

VCMバルブ本体は動いているようで壊れてはいませんでした。

次にエアフロ本体にバイパススクリュがあるのでそこも調整して見ましたがほとんど
変化なし・・・・《泣》

最悪は、CPU本体についているアイドリング調整をいじることになるのですが、経験上

ほとんど変化しませんので期待はしません。

まてまて？　ここまで下がらないっておかしいなぁあ・・・・

もしかして点火時期がずれてないか

見てみると、けっこうずれてるやん！！！

メーカーはどんなメンテナンスしてきたんだろ？

さっそく点火時期を調整して行くと、アイドリングが少しずつ下がってきました。

やったね＾＾

でも思ったところまでは下がりません・・・　　

エアクリーナーとマフラー意外はノーマルなので、あまりチューニングレベルでの点検の仕方では
重くなるでしょうから、あとは、古くなっている制御関連の新品をおすすめしたほうがいいかな？

とりあえず、オーナーに来てもらいどう修理していくかを相談だな

足回りもとりあえず純正交換タイプのダンパーサスが入ってるけど、フニャフニャだな・・・

この当時のダンパーは最悪だったからなぁ・・・・　

本当は特注で作りたいなぁ＾＾　　　　なはは