男の秘密基地

Blog
BNR32 追加ポンプ(ダブルポンプ) NO1

通常BNR32(スカイラインGTR)に付いているフューエルポンプは1つですが

今回、1つの純正ポンプを外して、社外品ポンプを2つ付けることにします。

◇ ブーストUPでの400馬力程度ではノーマルポンプ1つで十分燃料は足ります

◇ タービン交換を行い、500馬力ほどになると、ニスモ製大容量燃料ポンプが必要となります

とりあえず、フューエルポンプの取り付け位置はトランク内です。

4本のネジを外すと、その下にフューエルタンクが見えます


◇ 次に、600馬力前後になると、ここからが色々とややこしいことになります。

その前に、4本のボルトを外すと・・・・

フューエルユニットが顔を出します。

そして、周りの黒いドーナツ型パーツを時計と反対周りに緩めて外していきます。

すると中から、フューエルポンプ、フューエルゲージ等が現れます。

今回は取り外します。

あ! そうそう、600馬力の場合での話しのつづきだったかな

えっと!

エンジンの仕様、バルタイ、タービン風量 とこの3つのバランスで1つでいける場合と行けない場合が出てきます。

ニスモポンプを1つ取り付けた仕様であっても、強化配線は当たり前のように行います。

だからといって、よくバッテリーから直に電源をリレーを用いて強化配線しているのを見ますが、あの方法は

はっきりいって駄目です。     何故!  って・・・・

あまり書きたくありませんが、純正ポンプ配線でも、ロー回転とハイ回転の2モード制御です。

スカイラインGTRのポンプは高回転でのパワーにしっかり適応するように大容量となっています。

しかし、待ち乗りではまったく必要がない容量なのです。 そこで、街中ではポンプの力を落としてあげる

ことで、ポンプ自体の耐久性を上げること。ポンプ音を静かにする事。 が可能となったのです。

チューニングの場合は高回転域でのパワーに必要なガソリンを送らないといけないため、ポンプの力を

十分に発揮できるよう、強化配線をするのです。 しかし、低回転域でも凄い勢いでポンプを回していたら

耐久性は格段に落ちます。 よくエンジンを壊すケースとして、フューエルポンプの寿命悪化から

高回転域での空燃比が薄くなり、エンジンブローといったケースがあります。

最近オーバーホールしたのにまた、壊れた・・・・っと嘆いてる声を聴きますが、これは燃調のせいではなく

ポンプのヘタリが原因している場合もあるのです。

また、ポンプを定期的に交換している方もいるようですが、いかがなものかと・・・・!?

きっと、ポンプ配線一つで純正のごとく長い期間、使用できるようになることでしょうね。

さて!純正ポンプが外れましたが、皆さんはポンプ単品はみたことがあるかと思いますが、

どのようにセットされているかは中々見ることもできないと思いますのでちょっとサービスを・・・

画像のままの状態(位置)でタンク内にセットされています。

ポンプ本体を白いプラスチックカバーがかぶせてかりますが、これはバッフルプレートです。

コーナーを曲がった時やガソリン残量が少ないときにでもこのプラスチックケース内には

常にガソリンが入っているように設計されています。

あくまでもストリートでの使い方である場合ですが。。。

・・・・

。。。。

次号につづく