男の秘密基地
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2016.01.12
オイルシール & オイルパンバッフル・・・
エンジンを組んでいく上でオイルシールが色々なところに取り付けられています。
例えば、
クランクフロント側 オイルシール (オイルポンプシールも含む)
クランクリヤーオイルシール
ヘッド側 カムオイルシール
etc
私の店では、このシール関連で使用しているグリスは3種類あります。
用途にあったものをチョイスします。
物により新品のオイルシールにもうすでにグリスが塗ってあることがあります。
純正グリスをふき取ります。 そして用途に合わせたグリスを塗りなおします。
レーシンググリスになると高温時での潤滑性が重要となります。
もちろん酸化安定製や耐水性なども上のグレードとなります。
さて、続いてはオイルバッフルプレートを組み込みますが、
走るステージなどでバッフルプレートが必要になります。
いろんな工夫があるバッフルプレートですが、画像の商品はトラスト製となります。
オーバーホールにあたり、洗浄しどこかに亀裂や割れがないか点検します。
あれば修理し組み付けします。
オイルパン側もオイル容量UPのため増設しています。
全体量を増やすためです。
オイル量を増やす = 油温が下がる = 油圧の安定化 となります。
オイルパンにバッフルを組み付けるとこんな感じになります。
組み付けオイルをたっぷり塗っていますので光ってみえています。
組み付けするより、各部品を洗浄するのが大変な作業ですな・・・・!
手はカサカサ・・・・
静電気バッチバチ!やし・・・