男の秘密基地

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BNR34 ハブベアリング交換 

ハブベアリングはタイヤとともに回転しているため、常に負荷がかかる場所で
ハブベアリングが傷んでくるとガタが出て、走行中に「ゴー!」 「ゴロゴロゴロ!」という異音が
するのですが、GTRの場合は皆さんがもっと性能の良いタイヤに交換するケースが多いので
タイヤノイズが大きくなるのでハブの異常音気付いてないケースも多いのが現実です。
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車高を落としていくとタイヤはハの字(キャンバー角度)が付くのでどうしてもタイヤ内側に重力がかかっているので
点当たりに近い状態で位置してることになるため ベアリングも角側に負担が掛かっていることとなります。
その状態で何年もつかと疑問でもありますよね!!
私の店のGTRオーナーも7割は1度交換しているほどですから・・・・
あと! 時々ですがBNR32~34はアルミナックルなので鉄製とは違ってクラックに弱く
下の画像のベアリングを圧入する部分にクラックが入っていることがあります。
これを気付かずに作業すると危険ですよね(*゚Q゚*)
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もう一つは気付く方は凄いですが外したてのナックル画像とベアリングを入れる画像でナックル本体の
色がキレくなっていることが分かります。通常の洗浄ではここまでの色には戻りません。
しかし、ここまで汚れを落とさないとクラックに気付かないとも言えます。
ベアリングだけ交換しても大丈夫な車ともう少し考えて作業が必要な車もある訳です。
アルミの特徴は鉄よりも軽くスポーツカーにとっては素晴らしい部品とも言えますが
鉄製なら歪む、曲る特性が合ってもアルミには曲がると元に戻らない、折れる など
怖い特徴もあります。 だからこそベアリング交換時は全体を点検する必要がある訳です。
BNR32 ~ BNR34までのベアリングが駄目になる症状の特徴音は!
・ タイヤノイズに近い音で「オワン♪オワン♪オワン♪」  「んーーーん♪んーーーン♪」「ブーーーーン♪」
が多い音質ですかね!  それでリフトに上げて点検すると「ゴロゴロ♪」と手に伝わってきます。
ガタがで出るまでとなると相当怖い状態ですからしっかり点検することをオススメしたいです・・
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実際にベアリングを交換する時期はどう考えるべきなのでしょうか?
車検時にベアリング点検を行い問題なく、10年を経過 又は8万キロ以上走行で交換を考えてもらうと
一番の安全だと思います。  実際にゴロゴロ音などガタが出だしてる時点で危険ですがね(;^_^A
   
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予算がある方はハブベライング交換時にハブも交換すると良いでしょう^^
ハブボルトも伸びていますし、新品のベアリングに新品ハブで圧入したいですよね^^
新車感覚ってね((´∀`))ケラケラ
洗浄してもなんか嫌!!! ってことでペイントしてから取り付けよo(^▽^)o
オーナーはそれを望む方なのでやりたい放題・・・ってね     なはは・・   嘘((´∀`*))ヶラヶラ
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全ての部品を洗浄し点検してから取り付けしていきます。
なぜか組付けた部品を見ると可愛く見えてくるのは異常かな・・・ ペット見たい笑
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