男の秘密基地

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SR20 圧縮テスト、シリンダーリークテスト

タペットカバーを外して裏側にこのような傷を発見しました!!
本人の色々な今までの話で推測するとおそらくオーバーレブをしたときに
ロッカーアームが外れたと聞いていたのでその傷跡だなと・・・・
ブローバイガス通路の一部が割れていますなぁ・・・
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カムは東名パワード製 270度 ラッシュ用に交換されていました。
SRにはラッシュキラーにする選択があるのですが、確かにラッシュキラーにする方が
パワーはでるのですが、シム調整が定期的に行う欠点があります。
シリンダー側でラッシュの入る底側が少しずつ落ちていくという何とも怖い事が
どうしてもおきます。  それを考えると純正ラッシュで行く方がコストも安いので
おススメします。SR20エンジンは凄くパワーを出せるエンジンなのでついつい!
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600馬力オーバーを考えてしまう●~*
でも耐久性は正直ないです●~*
一般は500馬力近辺までで留めておくことがオススメかなと考えます(^∇^)ノ
シリンダーリークテストを行いました。
これは、圧縮上死点を各気筒ごとに出した状態からエアーをプラグホールから
入れていきます。 左のゲージが上がっていくと同じスピードと上がり方で右側のゲージが上がっていく
と正解。 そしてエア圧を上げていくことで左右のゲージのスピードが変わってくると問題があると判断します。
圧縮工程ですのでバルブは完全に締まっている。
ピストンリング類のクリアランスもしっかりしている。
そのはずが、バルブに傷があるとエアーが漏れる。
ピストンやリングに問題があればやはりエアー漏れを起こす。
最悪はシリンダーにクラックなど発生するとラジエターキャップからエアーが現れる
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このエンジンはその心配はありませんでした。
少しバラつきはあります。  バッチリな気筒は4番気筒でしたヨ^^
1~3気筒は同じぐらいのバランスでした。
続いては 圧縮テストです。
これはエンジンを冷間時と温間時の2種類で測りました^^
説明書ではエンジンが温まったところから計測するように書かれています。
ではなぜ! 冷間にも・・・・
ノーマルエンジンの場合ではどれぐらいの圧縮圧力があればOKっと言う記載が整備書に記載されています。
しかし、このエンジンはチューニングされています。 そしてどんな状態で圧縮比すら不明です。
なので冷間時と温間時を調べて平均値を見る事を行います。
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平均での感じだと1気筒、2気筒 が圧縮圧力が 3ん気筒、4気筒より気持ち高いぐらいです。
まーーーーー! 2つのテスト結果からの判断では今の現状は問題なしと考えますね^^