男の秘密基地

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Z32 i前置きインタークーラー取り付け

トラスト製前置きインタークーラーの取り付けを行います。
まず!コアーを仮止めし、ミッションジャッキの上に置いて高さ調整します。
DSCN2533.jpg
次に左右の高さを合わせていきます。
ここで考えることはシャーシに対して位置決めをします。
そして最終的にバンパーを取り付けた時に微妙な左右、前後、対角を合わせます。
DSCN2531.jpg
インタークーラーを取り付ける前に新品であろうとエアブローして中側に溶接のカス等が無いか確かめます。
次に仮止めを行った後にも念には念でエアブローします。 これは虫などの混入もあり得るからです。
DSCN2534.jpg
ホーンの位置は移動し、配管を仮止めします。
フロントバンパーホースメントをエアーソーで切って加工します。
大げさに切ってしまわぬように何回もホースメントを当てがいながら切っていきます。
DSCN2542.jpg
インタークーラーコアー部のクリアランス、パイピングのクリアランスを考えながら加工していきます。
DSCN2544.jpg
泥水のように錆びたクーラントが入っていたサブタンクは取り外して洗浄しました。
とんでもなく汚れていましたよ!!!   この分だとヒーターコアーもやばいかも・・・・
後で点検・・・・・
DSCN2543.jpg
こんなもんかなo(^▽^)o
一度外してペーパーで仕上げていきますね^^
DSCN2545.jpg
デカいインタークーラーですね^^  カッコイイ
サイズ的にはスカイラインGTRと同じとなります。 ただ!サイドタンク入口出口が2本2本ですが^^
DSCN2535.jpg
少し余談ですが、純正インタークーラーは各タービンに対して独立して左右に付いていますが
皆さんあまりご存じないと思うので説明します。
下の画像で説明します。
〇 L側のターボチャージャーから出た空気はバンパーL側に付いているインタークーラーに入って冷やされ出た空気は
  1,3,5チャンバー(サージタンク側)に入って行きます。
これが純正のパイピングの空気の流れ方です。      実はこれって本当はおかしいです!!!
L側のタービンが仕事刺されているシリンダーは2,4,6番気筒なんです。
なので本当はL側タービンが出してきた空気はR側のサージタンク側2,4,6番サージに入れる事が
理にかなっている訳です。
DSCN0370.png
純正ではインタークーラー配管が長くなることがコスト、レイアウト上難しい、レスポンス悪化などから
このような配管レイアウトになったのかなと推測してしまいます。
ですので前置きにすることでクロスフロータイプにすることが出来るので空気の流れ方は理にかなったことに
なりますね^^
セッティングする時に各気筒のインジェクター係数を変化させる際にこの空気の流れを解っておくことが重要な
ポイントでもあります。
さて!室内のヒーターコアを点検してみよ‣・・・
続く・・・