男の秘密基地

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Z32 タイミングベルト交換 etc...

平成20年にオーバーホールしてから月日が経ちましたので今回はタイミングベルト類を一式交換します。
ターボチャージャーも交換して500馬力オーバーのこのエンジンももう14年経ちましたね!!
タービンも長持ちしてるので良かったですよね( ̄^ ̄)ゞでも20年はもたないかもですが(゚∀゚)
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やはり水のホースチューブは錆びて来ています。
外見で分かるようになると中身は・・・・・・ こんな感じです。
これは交換でしょう!! 交換が少し面倒ですがいつか穴が空く可能性もあるのでZ32の場合はタイミングベルト交換
の際はこういった箇所もしっかり点検修理が必要です。
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w----!!  恐ろしい・・・・
クーラント交換のサイクルの見直しが必要ですかね! 大事に乗っていく方はクーラント交換はちゃんとして上げて
下さいね。 今のクーラントは無交換で大丈夫ってなこと信じたら最悪ですからね!!
今の車はもはや家電と同じ!! 何年もてば良いって感じで部品を作っているので
考え方をいっしょにしないようにしましょう。
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出来る限り綺麗にしてあげてることが重要^^  あ!これは性格にも左右されるのでメカニック次第ですかね(((´∀`))ケラケラ
サーモスタットも新品に交換しますが、純正は取り付けしません。
Z32はエンジンルーム内の温度も高くて可哀そうです・・・( ノД`)シクシク…
少しでも冷やしてあげたいですよね^^   なのでローテンプサーモにします。
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サーモスタットも開く開弁温度というものがあり、その車種に対して各メーカーが考えています。
RB26に関してはあるメーカーのサーモは駄目!!ってのもあります。
ローテンプサーモはあくまでも早めにラジエターに水を回すことで水温の上がり方を抑えるもので
全開になればあとはラジエター容量の問題や電動ファンの問題になります。
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Z32ターボ車の場合では、ローテンプサーモ、大容量ラジエター 、電動ファンコントローラーで対応すればバッチリです。
チューンドカーの場合はCPUチューンするので電動ファン開始ポイントはこちらで書き換えしたりします。
さて!タイミングベルトを交換しますが、ネットの噂に騙されないようにしてくださいね!!
強化タイミングベルトがもうどこからも出ていないため●●社の強化タイミングベルトにしました・・・・??
ってな書き込みあったりしますが!非常に高いですよ!!!
普通にパワーエンタープライズから販売していますので参考までに。
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ベルトの長さが長いのでテンションんには十分注意して張ります。
過去に数台! アイドリング不調で原因が分からないお客さんが居ましたが、点検修理でベルトとスプロケットの
位置がずれているケースがありました。
単に間違ってしまった!ケースは論外ですが、ベルトの位置は確実に合っていたのにずれているケースが
存在していて、その原因はベルトとスプロケットの駒飛びで、ベルト本体の張り方が適正ではなかったケースです。
整備書通りにしっかり張る事が基本でとても重要です。 面倒に書いていますがしっかり守って張る事です。
そして! 張られた後にもう少し手直しをすることでバッチリになります。 ここは経験しかありません。
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チューンドカーをたくさん組んできたのでそこで思ったことがV型は左右でヘッドが2つ合って各々にバルタイを
調整することになります。 1つのベルトで2つのツインカムヘッドのバルブタイミングをそろえるってことです。
クランクから動力を貰ってタイミングベルトが引っ張られていくのでベルトの伸び分!バルタイは同じになりません。
そこを考慮し、ベルトの張り方を決めていく訳です。 あー----邪魔くさい・・・・   って感じですよね((´∀`))ケラケラ
ノーマルのタイミングベルトの場合は伸びるので距離を走るとタイアミングは少し変化します。
パワーエンターのベルトの場合収縮する感覚があるので引っ張られるとその逆の作用があるように回るので
走っている際にタイミングの安定度が良いと思います。  ノーマルエンジンの場合は純正品と強化品と2択すると
いいでしょう。  チューンドの場合は強化品で良いと思います。
Z32はツインターボなのにエアフロは1つで制御されています。RB26のように2つ欲しかったですよね!
チューニングされた場合はエアフロを外してしまってDジェトロ方式にしましょう。
そうすることでエアクリーナーも各タービンへ1つずつ取り付けできるようになりますよ^^
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この年式にもなるとどこやから壊れるってもんです。 
Z32でエアコンのトラブルの1つのモード切替が出来ない! アクチェーターの不良です。
さっそく修理しました。 アクチュエーターユニットを分解してみましたがギヤーも大丈夫でしたが
ギヤの位置が少し変化していたのでもしかするとそこで引っ掛かっていたかもしれません。
正規の位置に戻してグリスをしっかり塗ってみました。
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上画像のアクチュエーターはクラッチペダルの横の斜め上側に付いているため
クラッチペダルを脱着する必要があります。
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クラッチペダルブラケットを外すにはここまで分解しないと駄目です( ノД`)シクシク…
丁寧にしない場合は違うやり方があるかもね・・・・・・
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さて!  次の仕事もZ32だぁー----------
がんばろ