タイミングベルトを交換するには、ラジエター取り外ししないと駄目です。
ラジエターを取り外すとクランクプーリーに専用工具を取り付けることが出来ます。
クランクボルトは凄く締まっているのでこれも、セルモーターを外し、そこへフライホイールストッパー工具を取り付けて
ボルトを緩めます。　　あれ！！クーラントは純正っぽくないな❓　ケミテック製かな❓
また聞いて見ないと・・・・

クランクプーリーが外れたらフロントカバーを外します。
調整式カムスプロケットが顔を出しました＾＾　　カッコいいーーーー
圧縮上死点を出してタイミングベルトの位置を確認します。　少し伸びていました。
少しでも伸びるとバルブタイミングはもちろんのこと点火時期なども少しずれます。
チューンドカーはここら辺のチェックが必要ですので２年に１回は点火時期がしっかり合っているか
確認しましょう。
カムのオイルシールを交換するにはタペットカバーを脱着します。　トラスト製パイピングは邪魔になるので
取り外さなければなりません。　

パイピングを外した後は必ずほこりや遺物などが混入しないように保護しましょう(^∇^)ﾉ

タペットカバーを外して状態を見ると綺麗ですね＾＾　　
さて！　カムオイルシールを交換しよ・・・・

カムキャップを外してオイルシールを入れますが、取り換え方法は２択あります。
整備要領書ではカムキャップを取り付けた状態でシールを入れ込むやり方が記載されていますが
私はカムキャップを取り外してオイルシールを入れてそれからカムキャップを取り付けながらなじまします。

もちろんトルクレンチで締めますが、問題はなかったですがついでに各ホルダーも点検ながらすべてトルクレンチで
締め直します。　　念には念をって感じです。

次にタイミングテンションプーリーとアイドラプーリーを新品に交換するのですが、
エキスパートでは取り付けスタットボルト　　と　ワッシャ　！　　ボルト　と　ワッシャ　！　は新品にします。
長年に渡り、タイミングベルトにて張力が掛けられて来たのでケースにより折れる事例もあります。
そんなトラブル防止のため！交換します。まずは、ねじ穴を修正。

そして新品スタットボルトを入れ込みます。　整備要領書にも記載項目がないので慎重に取り外さないと
もし、折れたら最悪ですから・・・・・

今回は東名パワード製、強化タイミングベルトに交換しました。
タイミングマークはキッチリ合いましたよ＾＾　　これで点火時期を合わせばバッチリですねヾ(o´∀｀o)ﾉ

ブローバイ対策として、バッフルプレートを入れることにしましたのでまずはタペットカバーを洗浄しましょう。
タペットカバー裏のカバーを取り外します。

新品の網を置きます。　この網は　簡単に言うとオイル用エアクリーナーの役目と思ってもらえればOKかな(^-^)/
ブローバイガスはオイルそのものが上がってくる場合も多いのでこの網にぶち当てることでガスだけを通したい
と考えています。　　純正ではこれだけなのですが！！！

これに　バッフルプレートを追加することでオイル自体の侵入を大幅に抑えることができます。
素晴らしい製品ですね＾＾　　　

純正部品が大幅に値上がりしているから嫌になるよね(○´･Д･｀)ﾉ　　でも、まだ部品があるだけ
マシだよね！！ってとも思う今日このごろ・・・・