男の秘密基地

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NSX タイミングベルト交換&メンテナンスの巻②

新品のウォーターポンプを取り付けします。
NSXは取り付けボルトに緩み止め剤が付着されているのでねじ穴の修正が必要です。
そして新品ボルトにすることが指定されています。
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新品ボルトに交換して取り付けします。ネジ穴を綺麗にしていないと指定トルクで締まらなくため
必ず、ねじ穴を綺麗にしてタップを通すことです。
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定番の気筒判別クラン角センサーの交換です。
下側が古いセンサーですが、黒い部分が溶けて中身が見えてきています!!
いいかげん対策品になって欲しいものですね+.(*'v`*)+
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すいません!  時間が押しているのでひとつひとつきっちり説明する画像を撮っている時間がなくて・・・
意外に時間取られるんです(T_T)
ってことで、タイミングベルトを交換しました。 整備証通りでベルトのテンションを張ると少し緩るめですね!
私は今までの経験からこれに微妙なテンションをプラスして張っています。
V型は基本的にタイミングベル長トが長いため、ギヤ間の張力を合わすことが重要となります。
少しでもギヤ区間張力が変化するとタイミングがずれやすくなります。問題のない範囲ではありますが
しっかり張ると吹け上りが違うと感じます。
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張り直して数回転クランクを正回転させてもしっかりとギヤのタイミングマークはバッチリ合っていますね!!
クランクを逆回転させてから正回転させて見ても張りも良い感じでバッチリです。 自分が納得行くまでやり直し
するところです(#^.^#)
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プラグもこのタイミングで交換します。 プラグの選び方の1つに、今、入っているプラグの状態を見て選ぶ方法です。
エアクリーナー、マフラーが社外品に交換されているから番数をあげなければならない!ってことは絶対ではありません。
プラグの焼けを見るとその車の状態やオーナーの乗り方が分かるものです。  それを感じてからオススメを
お話します。  プラグにも種類がたくさんありますかね^^
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クランクプーリーの締め付けにはNSX専用工具を用います。 オートマ用とミッション用の2種類あります。
NSXは意外にオートマからミッションに載せ替えてることも多いので・・・・・ 
通常の車であればクランクプーリーは一手ですが、たぶんNSXではフライホイールバランスやトルクコンバーターでの
バランスを考えて2種類を作ったのかも知れませんね(*^_^*)   凄いねHONDAーーーーーー
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サーモスタットもこの時に交換しておきます。 
エンジンを降ろしたときにどこまで交換等すれば良いのか難しいところもありますよね!!
言うてしまえばキリがない範囲になります。  予算を気にしないならやりたいところすべて!!ってなりますし・・・
今現在、オイル漏れも水漏れもなければそのままで!!  ってのもありなのかもしれません。
オイル滲みなどはすぐにどうこうなるものではありませんが、一番考えるべき点はオーバーヒートにつながる場所!
これは抑えておくポイントだと思いますね^^
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エンジンを載せて各部ボルトをトルクレンチで締め付けします。
アルミボディなので何かあった後では遅いので慎重に・・・・・
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水のエア抜きもミッドシップ車は気を付けて行います。   ここまで来たら少しホッとしますね♪
この後! ブレーキオイルのエア抜きやクーラントの入替作業、アライメントなど・・・
省略させていただきます。  なんせ時間がなくて・・・・   作業に没頭させてもらいます。
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前期モデルのみ付いていたサイドエアー導入ファンですが、必要がないとよくいわれています。
逆に抵抗になっていると・・・・   年式は忘れましたが、その後! このファンは新車から付かないように
なっています。
ファンを取り外すだけで問題はないのですが、ガソリンリターンホースパイプがグラグラしないようにファンと共締め
になっていましたので、ファンを外したことでそこの部分が固定されないため、スペーサーを使ってしっかり止める
ようにしましたので大丈夫です。
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