男の秘密基地

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BNR32 フロントドライブシャフトブーツ交換 (リビルト品)

BNR32、BCNR33、BNR34 とスカイラインGTRを所有していれば必ず修理箇所として挙げられるのが
『フロントドライブシャフトブースが破れる』 ですよね!!
今回も遠方からわざわざ修理に来てくださいました。ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ
さっそく修理やってみよー( ̄^ ̄)ゞ
フロントデフオイルを抜き取ります! 
綺麗な下回りだなぁ!!  デフケースも綺麗ですよね^^
作業してても気分が良いですヾ(o´∀`o)ノ
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右側のドライブシャフトブーツが損傷していました! ブーツ内部のグリスが飛び散らないように応急処置されて
いましたが、残念ながら無残に破れていました(笑)
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修理方法の1つには今の損傷したシャフトをオーバーホールする方法 と!
リビルト品をごっそり交換する方法があります。
今回はリビルト品にごっそり入れ替えします。 この方法で修理するオーナーがほぼ100%です。
理由は、トータルでの修理代金が安くなることです。 ただ、私の取り寄せる業者も3社有って
各々ランクを自分で作っています。 今回使用するリビルト品は真ん中に位置します。
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しかしながら、以前のモノよりもレベルが上がってました!! 
その分価格が¥3,000-弱!値上がりしていましたが!!!   
見る限り アウターとインナーハウジングは新品を使用しています。
これは非常に素晴らしい!  良いリビルト品と思います。
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レースなどでは、シャフトの中のグリスをレース用にしてオーバーホールします。
もっと言うなら、中身のパーツ類をWPC処理します。   レースでは耐久性を上げないと駄目なこと!
また、摩擦抵抗を少しでも無くすことでタイムUPを狙うからです。
純正グリスでは、金属摩擦で高温になったシャフトを守り切れなくなります。
DSCN1195.jpg
ノーマル車両では、フロントにLSDが入っていないこともあり、回転運動にての摩擦ですが、LSDが入ると
地面とタイヤの回転摩擦が左右で同じに近づけるためにシャフトにストレスが加わります。その結果、
耐久性が下がるわけです。
さて今回はオープンデフなので心配はないのですが、そういっても!! 単にシャフトブーツの耐久性が
悪い車なので少しでも寿命をUPさせることを考えなければなりません。
そこでエキスパートでは、あるグリスを付着させて1日寝かします∠( ^ o ^ ┐)┐ ヨォ…
少し浸透して見えたらまた塗ります。 それを数回行います。
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こんな些細な事が必要かは、私自身の勝手な自己満足ですがね(*´ω`)┛
オーナーともしゃべってたのですが、預かった車は自分の愛車と思って作業しているのだと。。。。
だから、自分の愛車ならこう感じることしたいなぁヾ(・∀・)ノって思ったことをします。
だからと言って今回のケースであればその分の時間工賃やグリス代を頂いてはいません。
あくまでも自己満足の世界ですからね^^   さすがに中には頂かないと無理なケースがありますが
その場合は先にお伝えしています。
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飛び散ったグリスを脱脂して、シャフトを入れ替えしました。
気持ち良いですね^^
L側のシャフトも交換しました。 
  
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R側シャフトを入れる前にフロントデフサイドシールが劣化等していないかを点検してから組付けします。
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今回!たまにバンプ時にインナーを擦ることがあるとのことでしたので、対策として7mmUPさせてみました。
車高的には通常大丈夫なのですが、タイヤサイズやホイールオフセットなどで微妙に変わるせいだと思います。
これで当たる場合は減衰力を少し上げてみることもありかと思います。 
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ちなみにこのダンパーはエキスパートオリジナル品です∠( ^ o ^ ┐)┐ ヨォ…
気に入って頂いています^^  
オーナーの意見が入ったオリジナル品は格別ですよね♪(/・ω・)/ ♪
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さて走行テストしに行ってきます^^
○o。(○゚ω゚)ノャァヽ(゚ω゚○)。o○