男の秘密基地

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RB26オイルパン修理 & フロントドライブオーバーホールの巻

汚れたオイルパン内部です。 エンジンオイルは内燃機構造的にガスが発生。
ピストンリングの隙間からやバルブオイルシール、ブローバイ通路など・・・オイルが汚れるのは
これが原因です。 もし、オイル交換しても直ぐに真っ黒になるんだよなーーーって思う方は
エンジンのヘタリ 又は 各部クリアランスが広いなどが考えられますねヾ(・∀・)ノ
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長い年月が経過しているんでオイルシールやベアリングにガタがありましたのでオーバーホールします。
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オイルシールを見ると少しオイルにじみが合ったように思いますが1度は交換しているかもしれません。
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この部分のオイルシールはエンジンが載ったままで交換が可能です^^
しかし、べアリング交換となるとオイルパン単体で行う方がきっちり組みやすいですね^^
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部品を注文したところ!  ベアリングは在庫なし!! 8月末Σ(゚д゚|||)
シム類 場所により製廃だと・。・・       マジかよ!!
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なんとかするし(汗)      考えるし(汗)      
そして、オイルパンに穴が開けてあったのでこれを埋めたいとのオーナーの希望!!
32R,33Rのオイルパンの中古はあるんだけど34Rが出てこないΣ(ω |||)   ってな訳で
溶接してうめることにしました。
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まず、オイルパンより少し薄いアルミ材を丸く加工してそれを軽く圧入風に入れ込みます。
次に段差分を上から溶接で盛りまーーーす。 こうした理由は、表面は溶接して盛り上がった分を削ってフラットに
見せるためです。 裏側は盛ったままで耐久性を上げておきます。
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裏側はこのように盛った状態でOKです。
溶接が終わったら、冷やしてから水をオイルパンにいっぱいに入れます。
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表面を綺麗にフラットに削りました。 表面が完成させます。
それから溶接部を外からエアガンで色んな角度で吹きます(^-^)/
オイルパン内に溜めた水からエアがぷくぷくと出たらやり直しです。 無事大丈夫でしたよ(^∇^)ノ
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これで完成でーーーす(^-^)/
でもベアリング類が入荷しないとデフが組めないやぁ(泣)