男の秘密基地

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リヤメンバー&ニスモリンク 

どこまでリフレッシュすればOKなのだろうか?って疑問に思うこともあるでしょう?
各ブッシュ類を交換すると車の動きは新車の時に近くなります。
もちろんダンパーの交換は動きを変えるには最短な方法だけどね! でも各アームのブッシュや
スタビブッシュなど交換するとシャープな切れが戻ってきます。
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メンバーに歪みや亀裂などが入っている場合もあります。 事故等のあるなしは重要な部分ではありますが
アライメントを測っていると色んなことを車両が教えてくれることがあります。
事故暦がないのにホイ-ルベースが合わない場合はメンバーブッシュに原因があったり、メンバー本体の歪みが
原因だったりと・・・
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新しいパーツを取り付け、アライメントを行うことは重要であり、細かい部分でのパーツの消耗も理解した上での
セッティングとなります。     アライメント上がきっちり合っていても、それが100%正しいと私は思いたくありません。
数字上に出た答えは確かに正解です。 しかし、実際に運転して見ると何か違和感がある場合があります。
それはお客さんや私や人間が持っているドライブフィーリングだと思います。 それも1つの大事な部分であり
機械的に合わせただけでは味が無いわけです。
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まったく同じ車で同じ車高、同じダンパー、同じバネレート! 違うのはタイヤサイズ、タイヤグレード、ホイールJ数!
だったとすると、アライメント上は同じで合っても、ホイールとタイヤサイズ、グレードが変わればまったく違うと私は感じて
います。
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アライメントのコースによりますが、終わってから路上テストを行っているのですが、やはりトー調整角度のやり直しや
キャンバー角の見直しはする場合が多いかなと思います。  このケースはスポーツ走行を重視するお客さんの場合
が多いですが、本当の一般車両で合っても、タイヤの性能上でのトー調整は変える場合があり、ダンパーなどが社外品
などで減衰力調整な場合はそこも重視します。
そのお客さんが快適に楽しい状態に思ってもらえると嬉しいですし、車の隠れた部分でこんなに変わるんだ!って
ことが分かってもらえることも大切だと・・・・・
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(余談)
うん! やはりこのスカイブルーの色はカッコイイなぁ^^  意外にこの色は使われていないので気に入ってます。