男の秘密基地
BlogスカイラインGTRのフロントドライブシャフトブーツは耐久性が悪いなぁ・・・
俺が金持ちなら、ブーツの形状を変更したものを作るけどなぁ・・・ まぁ、良いのが出来たら
修理が減るから作らないのかな・・・(爆)
周りが黒くくすんで見える! これはグリスが飛び散って熱で溶けてその上にブレーキダストが色を付けた
感じだなぁ・・・ これは洗浄が大変な予感がするよなぁ!!
キャリパーの色も黒く変色しているところもある!!
内側のボルトを外すと中から少しグリスが漏れているのが分かります。 中には蓋があるので漏れないようにはなって
要るんだけど、カバーの劣化が原因かな~
アウター側のブーツが完全に裂けて、中のグリスが綺麗に出て行ったって感じだな。
それにしてもドロドロだ!!
グリスを拭いていると少し金属が混じっているのでボールジョイントに傷も入っているかもしれないなぁ!
グリスの臭いも薄く、金属っぽい臭いがする。
今回使用するリビルト品のドライブシャフト!
90%のお客さんはリビルト品を使用します。 やはりコストですよね^^
レースなどのカテゴリーでしっかりタイムを叩く車両だと純正グリスでは痛みが早く、焼きつく場合が想定されるので
グリスは耐熱性に優れたレース用グリスを使用してOHする。また、車高も低くなるのでボールジョイントへの負担も
増えるため、シャフト部分やボールジョイント部分をWPC加工する場合もあります。
リビルト品にも気をつけるポイントがありますので私は大まかに3社から選択して注文してます。
お客さんの予算で決めます。 要は、無難品・・ 普通品・・・ こだわり品・・・ って感じかな!
今回選んだ製品は普通品 になるかな♪
普通品は、中身を点検して規定範囲内のクリアランス、傷、焼き具合 などが問題ないと判断した製品と考えてもらえれば
OKだと思います。 スプラインの傷、焼け具合、ネジ溝の伸びなどが問題なければ一般走行では問題なく使用できます。
こだわり品になると、この部分も新品又はサンドブラストされてきます。
さて洗浄して、グリスが必要な部分にグリスを塗ります。 この奥にはハブベアリングを入ってるのでシャフトの隙間からの
ほこり、砂、ゴミ等が混入しないようにグリスが必要なのです。皆さんの愛車もちゃんとグリス付いていますかね??
出来る限り飛び散ったグリスを綺麗にふき取って取り付けです。
綺麗にすることで、クラックを発見することもありますので洗浄は凄く大切な作業なんですよね!
GTRのナックルはアルミ製なので鉄よりもクラックが入っていることも少なくありませんからね・・・
そうそう! 少し脱線しますが、車の修理に付きまとう工賃が安い!高い!っての疑問について少しお話を!!!
店により工賃もさまざま! 相場は参考にすると良いかもしれませんが、作業内容が同じかどうかはわかりません。
ここが大きな問題なんですよね! ただ!高いのか? ここまでするから高いのか? そしてまた、安い場合・・
その店がどうのように感じて修理するのか? そしてそこから導きだした工賃がいくらなのか?
っが!問題ですよね。 たとえば、今回のシャフト交換であった場合!
別に綺麗にしてくれって頼んでない!!っと言われたら、その方の価値観の問題で
綺麗にする意味が私にはあるわけで! 趣味で綺麗にしている訳ではないですよね^^
なので工賃はその店の仕事内容をしっかり把握する必要がお客様にあると思いますね^^
安ければそれないになります。ならそれないり!とはどれぐらいなのか?っを知ることですよね。
余談がはいりましたが! 私の店に来られるお客さんはこだわる方も多くいます。^^
そのこだわり方がさまざまなので、ゆっくり話し合って見積もりをすることも重要なんですよね^^
さてと最後は・・・・
ドライブシャフトアウター側取り付けボルトは新品が付いてきていましたので指定トルクで締め付けます。
ボルト緩み防止のキャップも洗浄すると綺麗になりました。 最後にロックヒピンを入れ込み終了。
このロックピンの長さもこだわりがあって、GTRにはこの長さが一番だと勝手に思ってます(笑)
ホイールキャップを付いていない又は、付けない仕様が多いのでこの部分は1つのデザインとも言えるところです。
考えすぎってかぁ・・・・ なはは!!! だよねーーーーーー!
自己満足の世界!世界!...
ハブのガタもチェックしておきましたよ! 今のところ大丈夫です。 車高を下げるとキャンバーがどうしても
付くので、ベアリングが正規に当たる場所より角当たりになるので耐久性は下がりますよね~
今日はこの辺で・・・