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BCNR34にRECS 施工中 の巻

RECS って何? 簡単に説明すると、インマニ、ポート、燃焼室、を洗浄する液体です。

エンジン内部のスラッジやカーボンを綺麗にするだけでも、燃費の向上、パワーの復帰、アイドリング安定

などが一例として確認しています。 

汚れがひどい場合は1度にRECS液量を増やして施工するのではなく、次回のオイル交換時に行うほうが

良いでしょう。 

今回はBNR34にRECSをしました。

RB26エンジンは6連スロットルのあために、各ポートに確実に施工が出来ないところが現実です。

それでもなるべく均等に綺麗にしたいので、時間をたっぷり掛けて作業します。

RECS液を 前側 、 真ん中 、 後ろ側 と 3箇所からそれぞれ80ccづつ注入して行います。

まずは、リヤ側バキュームホース接続部から注入。

続いて、前側のフューエルレギュレター接続バキュームホース接続部から注入します。

80ccは基本ですが、量に関してはショップにより異なると思います。私も基本を重視しますが、

走行距離やアイドリングで感じるエンジン音で判断しています。

最後は、真ん中 です。 ここは通常はブローバイコントロールバルブがあり、ヘッドから出るブローバイガス

をインマニに返すところです。そこのバルブを外してアダプターを製作したものを取り付けして行います。

1箇所づつ入れ終わったらレーシングさせてRECS液が綺麗にマフラーから出来るまで行います。

白煙となって出るのですが、ほんの少しの白煙がでたなら成功とします。

見るからに白煙が凄い勢いで出ているのなら施工時に問題ありです。  RECSを入れていくスピードが

早いため、インマニに液が溜まっていてそれがレーシングされて急激に燃焼室に入り燃やされるからです。

それではエンジン内部は綺麗になっていませんよね!! 単なるパフォーマンスにすぎないです。

どの部分を綺麗にして上げたいのかを理解すると、RECS液をどの速さで注入してあげたら良いか

わかってくるものです。  白い煙が出ることで悪いものが出たように錯覚してしまいがちですが

それは間違えですね  ほんのり白い煙が出るがごとく・・・・って感じ。

レーシングをしてマフラーからRECSの臭いが上がってきます。 あまり好きな臭いなぁ・・・

甘い臭いです。 その臭いが消えるまで行って終了です。