男の秘密基地

Blog
JZX90改 セッティングの巻

順調にセッティングを行っていました! 

セッティングも中盤に入り、ブースト圧も1,5Kまで終わりかけていたのですが・・・・

次に回したときに事件は起きました。  高回転でブースト1,5kを指した時に

一気にブースト圧がなくなりました。 パイピングが外れたときのように急にでした

もちろん、まずはパイピングがはずれたかどうかの確認を行いました。

バンパーの内側だと嫌だな!と思いながら・・・・   しかし、抜けてる感じはなく???

もしかしてタービンかも?っと・・・・

恐る恐るファンネルを外してコンプレーサーホイールを指で回して見ると、回らないではないですか

完全にタービンブローです。

本人もガックリですが私もガク!!っときてしまい!疲れは一気にピークでした。

機械モノはなにがおきるかは分かりません。 これも受け入れなければなりません!

他もそれに受けてダメージを受けていないかが心配でした。

エンジンは普通にかかっているので信じるしかなく・・・・

あとで点検してみることにします。

さっそくタービンを取り外して点検してみると、羽に傷が入り込んでいました。

矢印部がかけていました。 本人と話し合い、オーバーホールに送りました。

数週間後! タービンがリフレッシュして戻ってきたのでさっそく取り付けです。

羽の種類は別物に変わったのですが、それも仕方がないことでした。

問題は性能です そこが肝心なところなのでセッティングして見ないと

答えは出ません。

慣らしを終えて再びチェックインです。

さていよいよセッティングを行いますが、不安はよぎる者です!!

祈る思いでセッティング準備してます。

いつもセッティングする時はシャーシダイナモをお借りしています。感謝^^感謝です。

家が2件ほど建つ装置は私の稼ぎでは到底無理なことで

今日もお借りしまーーーーす

バッテリーをトランクに移設しているのでバッテリー電圧の変動でセッティングを左右されるので

慎重に計測しなければなりません。 

エンジンがOFFの時の電圧とエンジン始動後の電圧の変化!

そして実際に走行時の電圧変化です。

やはり少し落ちるのが分かりました

では、バッテリー+線がエンジンルームまで来ているのでそこまででどう変化するかを

計測します。  あまり変動はないけど、バッテリーマイナスもそれなりに落されていたので

良しとしよう。 では\\\\\

オルタネーター側ではどうでしょうか? オルタはリビルト品に交換されていますので大丈夫かと

思いましたが念には念を・・・・    やはり大丈夫!

元からトランクにバッテリーが設置されている車ならやはりトランク中にリレー類やフューズ類も多くあり

バッテリー電圧が重要視されるものに対して対策されているが移設する場合では全てエンジンルーム内に

重要なフューズ類がセットされている。 なので移設する場合はよく考えないと痛い目に合うことがある。

この車もトランクからエンジンルーム間で電圧が下がっていることが分かる。キルスイッチなどで抵抗が大きく

なっているのかも?知れないなぁ・・・  もともと!トヨタ車は少し弱いように思う気も・・・・

このマシーンはドストリート~ドラック仕様なので全開時間が少ないので問題はないかと思うけど

これがサーキットを走るとなると全開時間が長かった時に電圧がドロップする可能性があるので

ポンプの送る力の低下、それに伴いインジェクターの出る量までもが薄くなる。

するとどうなる???    ってことです。

さて!ある程度セッティングが出た頃に、ウエストゲートのバネを変更しないとブースト圧が上がらない

と判断しました。  HKS3,4Lキットを組んだハイパワーエンジンではウエストゲートのバネも負ける

のか!!! バルブが開いてしまい、1,5K以上が排圧に負けてします。

バルブスプリングを1本追加して、ノーマル加給圧を上げます。

よしよし!順調だぁ!

1,5K

1,6K

1,7K

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

そろそろ!タービンの限界が来たかな?  EVCのオフセット数が上がりだした!

1,8K

よし! これがやはり限界だと判断。

無事にセッティングが完了しました。

今日も疲れたぁ・・・・   喉がガサガサだよ!!

出力は 819馬力 がでました。 

フムフム! 満足だぁ

ダイナジェットでこれだけでたら良しだね^^

お疲れ様でした