男の秘密基地

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クーラント交換のつもりがまさかの・・・・  BNR32編

クーラント(ラジエター水)の全量交換(ラジエター内+エンジン内+ヒーターコア内)の依頼にて預かった作業の

開始です いかに当時の新車のままに維持をする!か!!ってぐらいに感じさせる1台です 

オーナーのこだわりがわかります。  少し緊張しながら作業スタートです

目視点検していたところ!  あれれ? ファンベルト類が少し緑がかっているぞ

もしかしてと思い、リフト下からウォーターポンプを見て見ると!!!やはり的中。

周辺からも分かるようにクーラント水が付着している。これはウォータアーポンプからである

オーナーに電話をして現状を伝えた!   ウォーターポンプの交換の許可を得て早速作業に入ることに

ラジエターキャップを開けてクーラント水の色を見るとぱっと見る限りは緑色である。

しかし、これで騙されては駄目なんだよなぁ・・・・

よく見ると外側の色がくすんでいる事がわかる。 この状態は長年クーラントを交換していない可能性も

あるので注意ポイントだ。

クーラントを抜き取り最後の方に溜まっているものを見ないと状態は分かりませんよ

このラジエター内は綺麗な状態ではないことがわかりました。 

1度サビを発生させてはもう元通りにはなりません。

出来る限りの洗浄をして内部からサビ色がでないぐらいまで行います。 あとはサビの進行を遅くするぐらい

かな。 今回は使える状態ではあるのでこのまま使用します。

さて、タイミングベルトを交換する上で1つの難所はクランクプーリーボルトが緩むか!です。

・・・・・・ んーーーーーーーーーーーー

うーーーーーーーーーーーーーーー

やーーーーーーはーーーーーーーりーーーーーーーー

無理かぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やはり無理な1台でした。 こうなるとRB26用特殊工具の出番です。

セルモーターを外してそこに特殊工具を取り付けてフライホイールをロックさせて固定させます。

これを使って今までは外れなかったことはありません。  ただ、RB26のセルは外しにくいので

嫌なんだよなぁ・・・・ もし、1度もセルを外したことがない場合だとボルトを緩めることが大変だ・・・

めっちゃ硬いしーーーーーーー

狭いから短い工具しか入らないのでヒエーーーーって感じ。 汗が出るな・・・

なんとか外れ専用工具を取り付けました

またもや、2つのパイプを使って全体重をかけて・・・・・

おらーーーーーーー       おらーーーーーーーーーー

パッ キィーーー ンーーー

よーーーーーし^^ 緩んだぁ

                   実況中継でした。。。

あとは、慣れた作業だぁ♪  

無言の作業中・・・

ウォーターポンプも交換時期になっていました! 今回が良いタイミングだったと思います

古いパッキンをスクレーパーで剥いでA級ウエスで脱脂します。

綺麗になれば、新品を取り付けします。 奥にクーラントが見えていますがこのクーラントは

6連スロットル側に回る通路から流れて来たものです。最終のクーラント全量交換しますので

問題はありません。

あとは、ウォーターポンプ 、 アイドラプーリー 、 テンションプーリー と全て新品にて交換です。

タイミングベルトを取り付けて、ベルトの針を均一調整します。

タイミングベルトを張り方も色々とうんちくがありました。これは経験からなものでしょうね^^

ここではうんちくは書かないでおこう

いよいよ、作業も終わりに!

ラジエター水のエア抜きを行っています。

水温が基準値まで上がのを確認してから点火時期の調整です。

クラセン(クランク角センサー)で点火時期を調整していますのでこの部品が壊れると

走れなくなりますので、お勧めは年式的にそろそろ新品に交換するのもありですね♪

出来上がりました。   

今後見させて頂いて、アドバイス出来るところはまたお話しますね。

ありがとうございました。

秋だな~ 作業がやりやすい^^