男の秘密基地
Blog車ってやはり長い間放置してしまうと駄目だなぁ
ガソリンタンクもその中の1つである JZX90は鉄製で作られていたので
ガソリンタンク内が錆びてしまう。 今回は錆びたタンクを脱着し、程度の良い中古品に交換だぁ
さっそく降ろしてみると、まずボディ側は湿気で薄っすらとサビが・・・・
中を覗くとやはりサビは全体に回っていた。無数に丸い穴があいた斜めの鉄板は、加速時にガソリンが
後ろに寄ってしまうことを防ぐものだろう。 無数に開けてある穴はガソリンを清流するためだろう。
4箇所の穴から覗くもサビしか見えない(笑) これは使い物にならないので捨てだな!
左奥のガソリンタンクは残念ながらさよならです
手前側の状態の良い中古タンクを使って加工していきます
レギュレターから必要なかったガソリンのリターンをこの位置に変更します。
理由は後でわかります・・・
タンクアッパーに穴を開けてアールズANストレートアダプターをセットします。
そこから、アルミパイプAN6サイズでタンク内に配管しロア側に・・・
そしてガソリンポンプが入るバッフル内の脇に入れ込みます。この場所は純正のリターンパイプが
刺さっていた場所になります。ここにいれこむことでガソリンが少量になってもガソリンポンプバッフルに
入るのでエア噛みが起こりにくくなります。
タンク内でパイプを曲げて行きながらの作業!そしてここだと思う場所に入れることも
意外に困難でした! 出来上がって画像にしたら それがなにか・・・ って感じでしか分からないですよね
ガソリンタンク内には耐熱性、耐寒に優れた耐ガソリン線を使います。
レーシングカーを作る上では当然ですが・・・
通常の線で施工していた車を沢山みてきましたが危なすぎる
たかが線ですが重要です。今回使用したこの線はフッ素樹脂で周りを包んでいて、中身の線は
スズメッキ軟銅線で出来ています。
配線はガソリンの揺れであまり揺ら揺らさせないように耐ガソリンホースの中を通して配管と友締め
しました。 タンク内の鉄板類は全てが加工されたままで組み上げられているようなので
ナイフのように切れます。 私の手は傷だらけの血だらけ・・・・
さて、次にフューエルポンプを入れ込みます。 ノーマルでは1つのポンプが付いているのですが
今回の仕様には2つのポンプが必要になるので、なんとかこの場所に入れたいと考えました。
SARD製の275L大容量ポンプを2つ重ねて台座に取り付けしました。
ほらほら!綺麗にタンク内のバッフル板の中に納まったでしょ
微妙な角度を数回重ねて位置決めしました。
取り付けると、表側はガソリンに行くパイプと戻るパイプがあります。 先ほど前の方で書いた
内容がここで明らかになりますが、ガソリンポンプを2つ付けたことでポンプから吸い上げられた
ガソリンの配管は2つ必要になります。もうお分かりですね^^ 初めの方の画像で新たに増設したパイプが
不必要になったガソリンがタンクに戻るパイプに変更された訳です。
そして、前から使われていた吸い上げよう高圧側配管を洗浄して再使用しますが、
パイプに抜けど目がなかったのでホースバンドが2つかけられていました!
今回はこのパイプをリターン側に変更させることで耐圧側となります。そうすることで負担が大幅に
軽減します。 そして特殊工具を用いてパイプに抜けど目を作りたいと思います。
ほれほれ! この通り
こんな単純なことでもガソリン漏れの危険性は大幅に軽減させることになりますから重要と考えます。
ガソリンフィルターは新品に交換します。 1つは純正交換しますが増設した側は日産用を用いました。
理由は、トヨタ純正品は両サイドがネジになっていて後からの加工しづらいだけのこと!
日産品はニップル方式になっているので何かと便利で取り回しもしやすい!
ガソリン漏れ等、チェックも終わりましたーーー
さて!エンジンを始動させて各部のチェックをしなければ・・・・
エンジンルームもガラッと変わって新規一点って感じになりました。
違う車みたい
ラッピング中ーーーーーーーー