男の秘密基地

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ヘッド と エキマニ の歪み点検

今回はヘッドをオーバーホールしないので最低限であるヘッド歪みを確認します。

ブロック側! 要は腰下をしっかり組んでもヘッドが歪んでいたらなんの意味もなくなります。

エア抜きができない、オーバーヒートする。 水がなくなる。 っといったことが起こります。

画像は3枚しか撮っていませんが計測は最低6箇所、又は12箇所となります。

純正の基準値である0,2mmまでの範囲内には問題なく入っています。

しかし、このエンジンに使うガスケットは純正ではありません。

メタルタイプを使用するので、もっと条件は厳しくします。

その数値はなのであしからず・・・・

私の大好きなセラミックスクレーパーで出来る限りきれいにします。そして測定

結果は、 まぁー!合格としときましょう

さてさて!   問題は、このエキマニだぁ

外す時にボルト類の緩み方が嫌な予感がしました

マニが外れると1番と6番がもうすでに排気漏れしている状態!

ガスケットを見ても一目です

ただ!1枚ずつの単品ガスケットはいままで使用してきたことがない!

分厚いしどこの製品なんだろ・・・

そして、なぜこの分厚めのガスケットを使用しなければならなかったのだろうか

そして、ダメージはヘッドにも及んでりる。 

数本のスタットボルトがシリンダー内でガタが出ていた!

ヘッドはアルミ製であるがために、鉄よりやわらかい!

エキマニのをしっかり締めるにはアルミに負担をあまりかけずにしっかりトルクをかけたい。

純正スタットボルトボルトはそう言う意味もあると思います。

新品からでも歪があるステンマニ 

私はやからではありませんが、どの商品でも新品だからといって信用していません。

前にH〇Sのステンマニが新品で歪んでいたのでメーカーに点検してもらいました。

メーカーは規定範囲内ですとの答え!  そして返ってきて測ったらマシになってるような・・・・

これは単なる推測の話です・・・・

フランジ部は結構ザラザラであまりいいようには思わない商品でしたが、あのザラザラはなにか

糸があるのかなとも思いました

マニは膨張、収縮の繰り返しを行っていますので、ボルトの締めすぎは返って割れを促進させます。

ガスケットがメタルを使用する利点は膨張、収縮したときにフランジがすべることが重要なのです。

そこで負担を軽減させています。

純正マニのように工具がしっかりかかってトルクレンチでしっかりトルク管理できる場合は良いのですが

社外マニはなかなかそんな良いように作られていません。 整備製より性能重視って感じでしょうか!

強く締めれるところから、スパナしか入ってくれないところまで均等なトルク管理が出来ません。

すると強く締めれるところとそうでないところの差が大きくでます。すると排気漏れや割れなどが

早く来る場合があります。   今回がどうかはわかりません!

ステンマニも2本目だと聞いていますのでマニ自体の問題もあると思いますが、ヘッド側の取り付けネジ穴

の問題もあるかもしれません。

ターボバンテージは私も賛成派なので問題ないと思います。

急激な温度の変化がバンテージを巻くことでなくなるので良いと思います。

ただ、ステンマニを製作している側の意見は、熱が逃げないことでステンも寿命も短くなるので

駄目と言う意見もあります。  私的には、巻かなくても耐久性ないじゃんって!思うので

今までの経験的には巻くほうが良かったと思うだけです。

あとはオーナーが決めることになります。 どちらでも間違いではないわけですから

このマニは歪みですが、割れの原因のもう一つの思うところは、フロントパイプにあり

黄色い線をひいたところが純正フロントパイプのフランジ位置になりますが、ワンオフで製作されたこの

マフラーではそれよりも後ろにフランジが作られているので、通常はフランジの場所にフロントパイプと

ミッションがブッシュを用いて友締されるところになにもない状態!なんです。

そうなると、マニホールドはマフラーのテールエンドまでの重さと振動を支えてることになります。

もうおわかりですね!!!

割れますよね