男の秘密基地
Blogエンジンが降りましたので点検しながら外していきまーーーす
それにしてもまだ、朝の9時だぞ~
クランクプーリーを脱着するためのネジ穴がかじってしまっていたので、タップ修正中~
これで、丁寧にプーリーが脱着できます。 無理やりにバールや、プーラーなどですると
プーリーが変形または割れることがあるからなぁ・・・
わーーーーーーーーを
いきなり出たぞーーーーーーーーーーーーー
油圧リリーフ弁がぶち壊れているぞ・・・・ こんなこと今までないし・・・・・
これはしっかり点検しないと! なぜこうなったかを・・・・・
このビー玉はこちらから押すと中にバネがあってリリーフするようになっってます。
破壊され出てきたビー玉はトラストオイルクーラーアタッチメントにありました。
そういえば、オーナーが油圧が少し低い話をしていたなぁ・・・
これでは、リリーフしっぱなしなので油圧は低下すると考えられる。
そして、油圧が落ちるとさまざまな箇所に弊害が起こる。
たとえば、この車で考えるなら、可変バルブの不作動(バルタイが常に狂う方向になる又はレギュレターが
壊れる。
メタル類の焼きつき等・・・ シリンダーのかじりなど
ヘッドは今回オーバーホールはしないとのことなので目をつぶりますが、かなりの汚れがあることが
わかります。 オイル交換サイクルが微妙!かも。それかブローバイガス量が多いか?
確か?エンジン自体は3年ほど前に組んだと行っていたような???!
それならどんなOHだったのだろうか?
3年でここまで汚れるだろうか?
まぁ、本人に事実を伝えることも義務でもあるし、失礼ながら書かせてもらっています。
インマニも外すことなく行うつもりでしたが、トラストサージタンク装着されているために、
ヘッド外側のボルトが外せないため取り外すことになりました。(少し工賃とインマニガスケットが必要となる)
この1本のボルトのためだけにサージタンクを外しました
あとは、順調に進んで行っております。
ヘッドボルト、クランクキャップボルトは新品にしましょう。 もう伸びてる感あります。
今!付いているものは純正品でした。
タイミングベルトも純正でした。少し伸びていましたよ^^ 問題ない範囲ですが。
タイミングベルト付近のパーツはすべて交換しましょう。
タイミングプーリーのバネのかけ方が間違っていましたよ・・・ まぁ、緩まなかったら問題ないですがね!
スラストメタルは地肌が見えてきていました。 オイル管理重要ですな^^
クラッチが強化なので、どーんと繋ぐとこのメタルに衝撃が入ります。
クラッチ選択も重要になります。
カーボンクラッチが入っていたので問題ないと思いますが、その前のクラッチが少し原因しているかも
しれませんね!
メタルの当たり方もこの車的に考えるとこんなもんかなぁ♪
今回はニスモメタルでしっかりクリアランスを調整しましょう。
ピストンも大丈夫だと思います。
まだ、カーボンを落としてないのでちゃんと見れてまた、報告しますね。
東名パワード製のピストンとコンロットが入っていました。
4番気筒のコンロットの画像部分が変形していました。1っ箇所のみ
ダウエルピンの変形となります。 この部分だけ部品が出るか聞かないと・・・
ヘッドガスケットですが、RB25とRB26では、ここの部分の形状が異なります。
ヘッドがRB25ですからRB25用で対応しますが、RB26ブロックとドッキングすると
水の穴が結構ギリギリなんですね^^ まぁこれで漏れてきてないから大丈夫なんだなぁ^^
とりあえず、持ってきた中古ブロックとピストンコンロット類はボーリング&ホーニングのため
内燃機関工場に送ります。
さて、もう少し頑張ってと・・・
オーナーと話し合う部分が出てきましたのでどう直すか確認しないと
ブロックを送れば、再び2JZチューニング開始だぁーーーー