男の秘密基地
BlogスカイラインGTR(32,33,34)のチューニングが進んでいくと、ある壁にぶつかる時がある
◇ それは高回転域での失火である
色々な可能性を考えながらどうしても直すことが出来ない時代があった\\\\
でも、その失火の原因がクラセンが原因であることがわかった。
そして、CPUの変更とクラセンの改造で失火を100%おきないように出来る
難しい話はここではしませんがクラセンを新品に交換したら失火しない!って事ではない!
以前にブログでRG26のクラセンは普通に機能している状態でも高回転域で点火のズレが
ある場合がある。今までたくさんのセッティングをしてきてわかったことだった・・・・
このケースの場合は新品に交換すれば解消していたので、まだよかった。
今回のチューニングの内容はあくまでも高回転での失火をなくすチューニングで、
サーキットなど高回転域で失火すると最悪ってもんですよね・・・・
ではさっそく分解していきます。 通常は交換できないところをするので、めっちゃ緊張するし~!!
まずはノックヒピンを外すのですが、このノックピンも外せないように両サイドが少しつぶしてあります。
なので、抜けない
壊れているZ32用クラセンでテスト分解をしながら進めていきました。
このノックピンをプレス機にのせてやってみましたが、ポンチが曲がっちゃいました
ポンチが1つオジャンに・・・・ガク・・・・・ (MAC製だったのでかなりショック)
センサーなのであまりショックを与えたくないのでプレス機を試したのですが
やはりかしめがあるので、結局はハンマーでショックを与えないと駄目と切り替えて手を殴りながら伸張に
何度も・・・・・
ぬ!ぬ!ぬ! 抜けてきたーーーーーーー
かなりうれしいぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
抜けた! 汗が・・・・・ 厚・・・・・・・・・・・・・・・
ケースを外すと、内部が顔をだしました。
純正ディスクと今回交換するディスクとは刻み穴がちがいます
さてここからがまた!大変。
まずは写真で見えているベアリングを外します。かなり小さいベアリングプーラーが必要です。
そしてこのベアリングは売っていません。なので慎重に・・・・抜く。
次にケース下側にもベアリングをあるのですが、これを抜くにはセンサーごと抜くことになるので
試行錯誤で抜きます。 私は、鉄板と丸パイプで専用台を作ってプレス機で抜けるようにしました。
そして丁寧に抜けました。
続いて、センサーとセンサーディスクを取り外していきます。
一つのショフト状態になったぞ^^
ふーーーーーー!!
あとは新しいアングルセンサーディスクに交換して組んでいきます。
下側のケースにベアリングと一緒に圧入します。
慎重に・・・慎重に・・・・
続いて上側のベアリングも圧入します。
ここまで来るとほっとするよ
上部ケースを閉めて、半月キーを入れ込み
あとはピンを圧入します。
しかし、非分解品なので1度外したピンは少しゆるくなっています。
ピンが抜けては最悪になるので
また、ピンの左右を少し大きいポンチを用いてあ締めます。
これで完成です。
本当は新品で作るのがベストかもしれません。でも逆に言うなら非分解式なので
新品でするのはリスクがあるから嫌かも・・・・
もうノーマルCPUやV-PROなどではエンジンはかかりません。
今回はLinKで制御しますので楽しみです。