男の秘密基地
Blog元々、チューンドされたGTRを購入したとのことでしたので今から全貌を明らかに
オーナーも遠方の方なのでここで説明させて頂きますね!そして、電話で色々確認をとることも
ありますので後日連絡お願いします。
まずはターボチャージャーから
コンプレッサーハウジングにはA/R42と書いてあり、又 打刻スペースが無い!
この時点でTO4Bコンプレッサーでは無いと思われます。
要はNISMOタービンやR1タービンではないことになります。
T3コンプレッサーハウジングと判断しました。
次に!!
EXハウジング内側に64と打刻されていました。
この両方から判断すると このタービンは
◆ BCNR33 N1 一機280馬力を可能とするターボチャージャーとなります。
機械抵抗、吸気圧力等の抵抗を引くと一機 230~245PS をたたくタービンかと思います。
コンプレッサーマップを少し越えて使用すると250馬力でしょうか・・・
タービンは外れましたが、マニが外れません
そんなバカな・・・・・
なーーーーんてね!
GTRのマニにをちゃんと見るとマニの取り付け穴が 長穴 、 ワンサイズ大き目の穴!
に構成されています。そして、画像を見て見るとマニのスタットボルトがマニ側に引っ付いてしまって
いることがわかります。
通常ではこのようにはなりませんが、当時N1レースやグループA では マニは消耗品のひとつ
でありました。
レースではマニが1000度を超えるのはあたりまえでしたので、要は歪んでしまっているのです。
なのでこのマニは終了です。 使えません。 まぁ!今回はシングルにするようですので
問題はありませんが! ここで感じた方は凄い^^
・・・・・・
そう それは、もし!
これがステンマニだったら・・・・・・・・ ってことです。
ステンマニが割れるのが当たり前だとわかりましたか
また、マニ割れを修理することも無意味ですよね!
少しでももたせたいなら、特注で3mmマニを製作することが良いかもです。
ちなみに今!2JZのフルチューンも同時進行していますが、この方はマニを特注3mmで製作します。
また、ブログに載せますのでお楽しみに^^
少し時間が掛かりましたが抜けました。
そしてこのマニはN1マニだと判明しました。
純正マニとどう違うかと言うと、フランジの内側の面積です。
画像でも違いは歴然ですよね^^
次はインマニ側ですが、純正のマニや6連スロットルのガスケットは紙タイプが使われています。
画像でもわかる通り、少し吹き抜けてる部分があります。
2ヶ所ありました。
これがもう少し酷くなると、アイドリングが少し安定感が減ったり・・・・
または、ブースト圧が少し設定より上がらなくなってきたり・・・・
いい時期にオーバーホールに踏み切ったと思います。
6連スロットルもカーボン付着が激しいです。
少し引っかかるポイントもあるので、オーバーホールする方向で考える方が
今後のためには良いかな・・・・・
REIMAXリビルト品にするか、純正新品にするか?
これも要相談としましょう。
スロットルバルブにはモリブデンコートがされているので、バッチリ綺麗に洗浄するのはタブーです。
軽く拭う程度です。 そしてクリアランスが大切なパーツなので、下手打つとアクセルを踏んだときに
初期引っかかりが消えなくなります。又はアイドリングが上がりすぎる/低すぎる。 などの症状に。。。
シングルスロットルではないので6連は精密なんですよね・・・・・・・
今日はここまで!
後日・・・