男の秘密基地
Blog無事にインプレッサ(GRB)が納車出来てホットしています^^
次に控えてるJZX90はドラックレースに向けてチューニング開始
エンジンを降ろして
(脱着は前に終わってますが・・・・) 流れにて投稿・・・
現状の状態を確認&点検していきます。
この黒さはブローバイが少し多いのも原因かな・・・
2JZのクランクは皆さんもご存知! フルカウンタークランクです^^
コストを考えていますのでムクの削りだしではありません^^
ムクの削りだしが100%軍配が上がるわけではありません。
レース用などはムクの削り出しが多いですが・・・・
各部を分解して、加工に出す準備を進めていきます。
ブロック単体になったら、ダミーヘッドボーリングを行うために
クランクキャップボルトを取り付けします。 これを忘れては駄目です^^
普通はここまでですが、2JZエンジンはオイルパンNO1、NO2と2つに構成されています。
ブロックは鋳物(鉄)製ですが、オイルパンNO1はアルミで作られていてブロック全体を締め付け
します。
そこで、このアルミオイルパンも締め付けた状態でボーリングすることが必要と考えます。
洗浄等はボーリングが帰ってくれば、鉄粉処理等を行う必要があるので今は省きます。
∴ 画像は工程をイメージして頂くためですので、送るときは軽く洗浄はしています^^
組み込む予定のHKS3,4Lキットです。
一旦は製廃商品でしたが、リピートの声が叶い^^ 復活しました
2JZフアンの方^^ よかったですよね^^
このキットのクランクはムクの削りだしです。
高価です^^
先ほど上の記事でムクの削り出しの話に触れましたので少しだけお話します。
◆ ムクの削りだしの良さは、ずばり! 硬い!撓らない!振りが少ない!
◆ ノーマル鋳物鍛造では、そこそこ硬い! 撓りがある!振りは少ない!
それぞれに良い部分があるので選ぶ場合にもオーナーと話し合うことが必要だと思います。
値段だけでなく、ムクであっても欠点があるからです。
パーツの確認をしてから梱包します。
HKSはH断面コンロットを使います。JUN製I断面コンロットになります。
今回HKSを選んだ理由は、ずばり!排気量の配分です。
3,1L , 3,2L 、 3,4L 、 3,6L とある中からオーナーと話し合い決めました。
クランクのオイルジャーナルは潤滑を良くすように作られています。
オイル循環を良くするには、メタルにあたる部分の作り方や通路を拡大することも手です。
RB26でHKSオイルポンプなどに交換した場合では順路拡大加工をすることも可能です。
2JZでは強化ポンプがないので、ノーマルポンプで油圧を上げる加工を行います。
次に私が見る範囲でこのままでメタル合わせを行うことも可能ですが、
ジャーナルの光具合が少しひっかります・・・・・
セーム皮で磨いて見て光具合が私の思う範囲まで行けばそのままでメタル合わせをします。
もし!気に喰わない場合は酸化ラッピングを行おかな・・・・!!
そうなれば予算の問題もあるし、オーナーと要相談だなぁ・・・・