男の秘密基地
Blogインプレッサにバンテージを巻く巻かないとショップにて考え方が違います。
また、車種を問わず、ステンマニの販売メーカーはバンテージは巻かないようにと
記載されていることも多いです。
では、バンテージの良さはなんでしょうか
◇ 燃焼室で爆発した排気ガスが配管の中を流れて大気に放出されますが
このパワーの力!! すなわち 熱量 。
この熱量が、ステンマニが温もることで熱を逃がしていきます。そしてマフラーに
抜けていくともっと熱が奪われていきます。 その最終的にマフラーエンドから1番冷えた熱力が
排気されるのです。
もったいない話ですよね!
そこで、バンテージを巻くことで配管の熱量が奪われることなくマフラー側に持っていくことが
できるわけです。
レースの世界では、パワーは燃焼室だけではない! エキゾーストポートも含むのだと・・・
排気温度の話を少し話しましょうか!
排気温度は点火時期でなんとでも変化させれますことを知らないといけません。
難しい話ですが、燃焼室の形状で変わるのですが、圧縮されてきた圧力をどのタイミングで爆発させるか
がパワーにつながります。すなわち圧縮上死点前何度で爆発させると燃焼室のどこの場所で
爆発するのか? そしてそれが吸気側に近く爆発を起こし始めると排気温度は低く出ます。
逆に、排気側で爆発を起こすと排気温度は上がるのです。
それがわかってくると、排気温度が低いから安心っていうことは言えないってことです。
また、排気温度が高くても大丈夫ってこともありえるのです。
絶妙な点火時期の合わせ方は簡単なものではないので、燃料が薄いや濃いなどでも
排気温度は変化しますので、トータルバランスで考える必要があります。
また!空燃比計(AFメーター)はあくまでも参考値で、排気され終わったあとの結果ですぎません。
参考にすることは大切なことですが、その前に考える場所はたくさんあるのです。
おっと!!!
また、話が脱線してしまった^^
いつものことか...................
バンテージの良さの話でしたね
NA車の場合ではタコ足に巻くことで燃焼室からでた熱パワーを逃がさずにマフラーまでもっていくことで
すう馬力でもトルク、パワーを向上させることを目的とします。
ターボ車の場合では、燃焼室から出た熱パワーを利用してターボチャージャーを回すので
ターボの立ち上がりの向上や出力の向上につなげるために巻きます。
また、考え方が色々ありますが、ステンレス材が低温と高温 といっきに変化することを
避けれるので、割れに食いとも考えることが出来ます。
しかし、逆に巻くことでステンレス素材の耐久性が落ちるので割れやすいとも考えることが出来ます。
まとめますと・・・・
ステンレスマニホールドを使用することで覚えて欲しいことは、消耗品であると言うことです。
耐久性を重視するといっても、巻いても材料の耐久性が落ちること。
巻かない場合でも、熱の強弱が激しいので割れはでること。
ってなことで、どちらにしても消耗品であることが答えであるなら、巻きたい方は巻けば良いと。
私は個人的には、今までたくさん割れを見てきましたし、修理もしてきました。
そこで思った答えは、一般で売ってるマニを使用する場合で、巻いてる方が割れていないと思います。
そして、耐久性を重視するなら、ワンオフで3mm厚のステンで作ることを進めます。
ただし、重くなります。 通常使われている材料の厚さでは巻いても良いと私の店ではお話するかな
!! メーカーサイドは駄目と言いますし、説明書にも、バンテージ禁止と書かれています。
最後に、経験上! 割れを溶接してもそのまた脇から割れて・・・・ の繰り返し。
1度ガスが入ったマニは薄くもなりますので、溶接のいたちごっこって感じかな^^
まれに、意外にもったなぁ^^ ってこともありますがね^^