男の秘密基地
Blog明日から盆休みですので作業は今日までです。
GDBのエンジンの続きを行っていますが純正部品が盆明けとなるので途中までとなりますが
進めていきます。
EJ20エンジンは基本ベースの進化はあまり感じないのですが、ちょこちょこと細かい場所が
変わっているのでそのたびに専用工具が必要となる車です。
可変スプロケットも専用工具で固定して規定トルクにて締め付けします。
ですが、メーカーから初めてこのボルトを緩めるときに感じるのはとんでもなく硬い!!!
規定トルクなんかで締めてないだろう?と思うぐらい!いやいや! 工具が折れるかと思うぐらい
に・・・・!
スプロケット4つを締め次はタイミングベルトを取り付けていきます。ここで東名パワードから出ている
商品のタイミングベルトガイドを取り付けします。
純正と比べるとぜんぜん違う暑さとなります。
確実にベルトを駆動し、EJ特有の長いタイミングベルトからくる
コマ跳び等のトラブルを解消します。
ってのがセールストークです。
私の経験の中ではコマ跳びの経験はありませんがお耳にはします。
また!このエンジンだけに限らず、RBやVG、4G63など聞いたことはありますが
根本的に張り方の問題ではないのだろうか? 少し疑問でもある
今回はオーナーの希望もありチョイスとなります。 まーーー!念には念を^^ ってネ。
クリアランスを調整しながら取り付けするパーツとなります。
純正ではカムスプロケット側にも3箇所跳び防止のステーが装着しています。
ここもしっかりクリアランスをシュクネスゲージで調整します。
タイミングベルトがしっかり張れたか確認します。 これも経験的に思うのですが
たとえば、
HKS製、東名製、ニスモ製、パワーエンター製 etc と強化タイミングベルトが出ていますが
微妙にと言うか、ぜんぜん違うと言うか? 手触り、片さ、ひねる、弾力 が違うように思っています。
なので、メーカー等でタイミングベルトを張る張力を考えて張ります。ここも気を使いながらね^^
さてよくオイル漏れやにじみが起こるタペットカバーを取り付けします
取り付けも一気に左右バンクを取り付けしません。本音は取り付けしたいのですが、
シール材を塗り取り付けする部分もあることでエンジンを真上に向けて方バンクずつ行います。
そして半日から1日ごにもう片バンクを取り付けします。 大丈夫といわれたらそうかもしれませんが
水平対向エンジンですからオイルがどうしてもタペット下側にたまることがあるのでしっかり乾かした
状態にしたい。。。ただそれだけ・・・・
基本的にクランクプーリーはオーバーホール等の時には新品をオススメします。
レース車両と違い、パワステやエアコン、オルタネーター、ウォーターポンプなどのベルトで
常に引っ張られているので内部構造のゴムが変形や硬化するのでバランスが崩れています。
今回も新品に交換しました。 赤丸で囲んでる部分がクランクプーリーのバランスをとっている部分です。
新品のほうが削りが2箇所なのでバランスが良いプーリーですね^^ 元々が良い製品となります。
さて盆明けからサージタンクを取り付けていきますが純正ホース類が届かないと出来なーい
○梶君! お待ちくださいませ・・・