男の秘密基地
BlogBNR32スカイラインのボディの弱点であるリヤフェンダー裏(タイヤハウス内)が
錆びて穴があくケースは避けて通れない部分でもありますよね
また、リフトアップポイントがグチャグチャになってるケース
今回はそこを改善するために長期戦で板金作業を行っています。
すこーーしだけお見せしましょう^^
画像下 右リヤフェンダーを取って右ステップ側も取り除いています。
画像下 同じく右リヤフェンダー裏がです。スポット溶接を外して新しい
部品に交換します。
ただし、錆がでていますのでそのままスポット溶接しても駄目です。
新しい鉄板を形を描いて成型し取り付け溶接します。
画像下 右フロントフェンダー側とサイドステップ側の部分です。
アクセルペダルが映ってるので場所的に分かるかと^^
問題はこの部分がジャッキアップポイント部でもあり、見てもわかるように
錆はもちろんですが、鉄板の原型がたもたれていません。
そしてやっかいなのは純正部品がもう製廃なんですよ
どないするねん ってな感じ・・・
でも!
安心してください。
ハイテマスヨ
あ! 間違えた・・・
同じものは作れませんが! それ以上のものは作れますよ^^
安心してください。
作れますよ
ってな訳で
このような鉄板を製作します。 ネジ穴が2つありますがこれはシートベルト用ステー用です。
純正では1mm程度の厚みでありましたが2mmを使用します。簡単に強度は2倍に^^
この鉄板がこのように取り付けられます。
強度は2倍ですが重さも2倍ですよね^^
しかーーーし! ロールバーを組むなど強度を増すことに比べたら全く問題ない重要増量です。
ボディが堅くなる分良い方向になります。
ロールバーよりも軽いですしね
スポット溶接の数も調整出来ますしバッチリです。
中々、カッコイイでしょ^^
ここまでしているBNR32は他にないはず^^
直し方には色々ありますが、職人技が重要ですよね^^
新しいインナーを仮組みしながら寸法を合わせていきます。
これも熟年の技で歪んだボディのどの部分からスポットを打っていくかが難しいようですね^^
リヤフェンダー裏の部分は雨や湿気などで乾きが悪い部分にどうしても錆がでます。
今回も錆びている部分を切り取り鉄板を切った形に成型し溶接して取り付けていきます。
新品部品がないので仕方ないのですが、裏側も錆びないように処理する方法を出来る範囲で
行います。
また報告いたします。
板金屋選びは難しいものですよね^^
腕が良いと言われる職人はたくさんいます。
しかし、あくまでも一般の板金修理で上手い方では出来ない範囲があります。
私が『上手い』 『凄い』 と思うのは、塗装や板金の上手いは当たり前のことで
それに加え、応用力 です。 そしていろんな困難な修理をこなして来た経験値です。
見かけが綺麗であっても見えない裏はどうなってるのか?
見えないから問題がないなんて考えでは、長い期間を乗り続けることは出来ません。
奥の奥を考えて下さる職人さんとなると数少ないでしょうね。
今回紹介した画像もまったく見えなくなる部分です。それをどのようにしていくかをしっかり
伝えてくれることがありがたいことだと思います。