男の秘密基地
Blogこのたび、BNR32で700馬力オーバー サーキット仕様を製作することになりました。
まずは、以前の仕様から15年以上経ったRB26改をばらして行きます。
外して行く上でただ闇雲にしては絶対に駄目です。
ナット1つ、おかしくないかを感じながら分解します。なんせ15年以上前ですから・・・
タービン回りから分解していきます。 クラック等を確認しながら伸張に・・・
マニのボルトの緩みはなかったです。 これは前回に組み付けしたときにモリコート液を塗り
規定トルクより〇%落として締め付けました。 それにより安定したトルクで締まることができます。
バッチリです
インマニの裏側にはたくさんのホース類とエアーをコントロールする管理部品が付いています。
サージタンクを外すと6連スロットルが顔を出します。
ここで感じたのは年数を経てるのに綺麗なことです。
実は、今!流行のWAKO‘S レックスを施工したのでその成果もあるのかも知れませんね。
ほら!綺麗でしょ。。 本人に聞けばきっと僕のメンテナンスが良いからね^^ っと言うかな
はなな^^
しかーーーーし! ウォータージャケットが汚なーーーーーーい
この状態を見えると水(クーラント)関連のメンテナンスが遅かったように思える。
水は腐るってことを忘れてはいけません。 クーラントを入れてるから大丈夫などとは思わないこと
ですかね!
カムはこれまた綺麗です。 細かい傷はあるもののまったく問題ない範囲です。
これはオイル交換のサイクルが早くオイルメンテはOKです。
ピストントップのカーボン付着率も少なく良い燃焼状態だったことが実証されます。
本題はここから!
今回オーバーホール改RB28仕様チューニングをすることになったのは!そもそもは
サーキットでヒーターホースが裂けてオーバーヒートをおこしたことにある。
とりあえず、ヒーターホース等を交換し点検したのですが、やはり水のエアーが抜けないことに
なっていました。 この車もサーキットにおいて何度も水温110℃走行をしていたので
よくぞここまで耐えたとほめてあげたいですな^^
そこで、分解していく上でどこが悪くてエアーが抜けないのかを知ることが大切です。
それでは下の画像を見てください。
写真 奥から3気筒目の吸気側(上側)を見ると黒く焼けてるところがありますよね
ここが吹き抜けの場所です
燃焼状態も少し湿ってる感じになってます。 これではパワーも下がります。
ヘッド側の綺麗さに比べて腰下は黒っぽいです。
これは、ピストンリングのヘタリもあるのでしょうか・・・・
ブロック内の内圧があるのでガス抜けもあまり良くはなかったこともあるでしょう。
バッフルプレートは、レースするなら当然の装備。 このGTRはトラスト製のオイルパン容量UPキット
を使用しています。
さて、今日はここまで!
次回は、もう少し細かい分野に・・・・!