男の秘密基地

Blog
クラッチオイル&クラッチシリンダー交換

オイル交換って車を持ってる方は交換することをしっています。

しかし、どこまでのオイルを交換することを認識しているのでしょうか

・エンジンオイル
・ミッションオイル 又は オートマオイル
・デフオイル 車に寄ってはフロントデフオイル
・トランスファオイル (GTR系など)
・ブレーキオイル
・パワステオイル
・クラッチオイル

こんな感じでオイルは使われています。

そんな中で意外に交換されていないオイルの1つがクラッチオイルです。

ミッション車(FF車ではワイヤータイプがありますのでこの場合は含みません)ではクラッチを
切るために油圧を使います。 そのためのオイルとなります。

クラッチオイルの交換時期を過ぎてしまうと、交換しても手遅れなことがあります。

それは、湿気などでオイルの配管内がサビることです。また! シリンダー内部もサビます。

そのことで、シリンダー内部にあるオイルシールを傷めることで、クラッチが切れない現象へと
進んでいきます。

今回はクラッチペダルの戻りが鈍くなり、それに伴いつながるポイントも変る。

こうなれば、クラッチシリンダーをASSYで交換することになります。

オーバーホールキットと言う手もあるのですが、私の経験上!駄目です。そしてアルミタイプの
シリンダーはほぼ全滅ですね。

ではクラッチシリンダーを外して新品と交換です。

運転性下側に潜り込み、クラッチペダルとシリンダーを止めているピンを外します。

そして、エンジンルーム内のシリンダーを脱着です。

見た目はさっぱい分からない状態ですが、オイル注入口を見ると・・・・

何か黒ーーい(墨のような)ものが滲んでます。

これは、シリンダー内部を一生懸命にピストンが動いた結果の汚れとサビです。

つぎに・・・

ミッション側に付いているレリーズシリンダーを外し、内部を点検。

このパーツはノーマルではないかも・・・

とりあえず、大容量タイプは耐久性もない事ですし、ストローク量も減ってしまうので私的には
オススメしません。

車種は違いますが、32GTRなどのニスモ製はOKです。 対した容量アップではないからです。

取り付けを考えてる方は店に来てくださいね^^ 丁寧にお話します。

さて話が脱線しました。 いつものことですが。。。。

さて、シリンダー内部を見てみると・・・・

サビているのがわかりますよね! これではピストンシールが駄目になってしまうのも仕方ない
ですよね・・・・

今回は、クランチシリンダーをASSYで交換し、ミッション側のレリーズシリンダーもASSYで交換しました。

銅ワッシャ類も全て新品とし、クラッチオイルも1ランク湿気に強いオイルに変更しました。

続いては、センターデフとプロペラシャフト内のオイル漏れを修理です。

多走行車にもなるとどうしてもオイルシールが傷むので仕方ない修理となります。

プロペラシャフトを外し点検。

見た目では分からない状態。 シール自体に割れは確認出来ないので用は、硬化している
って感じかな。  

シールの新品にグリスを塗ります。 純正グリスよりも耐熱温度が違うのでこちらのグリスに
しました。  そして、プロペラシャフトのオイルシールが当たる部分を、軽くペーパーをけます。

どうしても、サビがでるので、傷つくことを裂けるためにの処置です。

あとは取り付けて行くだけです。

愛車を大事にしてる方の修理は我が車のように感じて作業してしまいますね