男の秘密基地

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回答

さて回答ですが、内部的な問題はやはり難しいかもしれませんね! 次からは、もっとソフトな問題を
考えますので
【問題1】 60度カムの作用角は120度である・・・・× 60×4=240度

【問題2】 オーバーラップ角度の大きいかカム程! 低速で粘り強い。・・・・× 高回転域向きになります。

【問題3】 カムリフトとバルブリフトは同じ意味を持つ。 ・・・・× 直動式ではタペット隙間の分だけバルブ
リフトは低くなりますが、ロッカーアーム式ではアーム比の関連で高くなる傾向があります。

【問題4】 280度の作用角を有するカムの呼び名は70度カムである。・・・・○ 正解

【問題5】 カムシャフトは作用角とカムリフトが同じなら、同じカムと言える。・・・・× カムで重要なのは
カムプロフィールなので作用角とカムリフトが同じでもベースサイクルの異なるカムは性能が違ってきます。

【問題6】 タイミングベルトの張り方でバルブタイミングは変わらない・・・・× ベルト調整テンショナーは通常
たぬみ側に取り付けられていますので針が強いとカムは少し遅れる方向になり、弱くなると少し進むことに
なります。 

【問題7】 バルブタイミングはカムの開き始めで合わせる。・・・・× センターアングルの中心角であわせます。

【問題8】 タペットクリアランスを変えてバルタイ測定すると、中心角も変化する。・・・・× 中心角は
タペット隙間に影響しません。開閉角度が変化します。

【問題9】 インテークカムを進めすぎるとインテークカムはヒピストンに当たりやすくなる。・・・・○ 正解

【問題10】 バルタイ測定の基本は1番気筒で計るのであとの気筒は測定する必要はない。・・・○ 正解
一般的には1番気筒で合わします。しかし、各気筒を測定しそれの平均値で合わす方法もあります。
この問題は正解とさせていただいていますが、レースエンジン組み立てではあくまでも1気筒ずつの
バルタイもデーターとするので測定します。

以上