男の秘密基地
Blogここ最近は小ネタがない
ってな訳で昔のグループA時代のRB26ネタを少し書いて見ましょう。
チューニングを行う上で大切な課題は良い燃焼であることは皆さんも知っているとおりです。
ではグループAの燃焼室はどんな工夫がされていたのでしょうか
さすがにグループAの燃焼室の画像は持ち合わせていませんのであしからず・・
下記画像はノーマルの燃焼室です。
スキッシュエリアがしっかりあることが分かります。
パワーを上げる上で付きまとうのがノッキングと熱量の増加であるためグループAでは
吸気側のスキッシュ部分を研磨しています。排気側は残していました。
スキッシュエリアを無くしていく方向ではトルクが減っていく方向にもなります。
グループAでは燃焼温度を下げるためにウォーターポンプのベーン径を大きくし吐出量を大幅に
UPさせました。 それとシリンダーブロック側のウォーターギャラリーから直接シリンダーヘッドの
EXバルブシート間に冷却水を導入させて燃焼室のヒートスポットが起こりやすい部分を冷却させて
いました
上の画像はノーマル形状でスキッシュはそのまま残して表面のみを研磨したものです。
この燃焼室だけで考えるならストリート用で500馬力仕様用とでも言っておきましょうかね^^
下の画像はカーボンで汚れて見えづらいですが吸気側と排気側のスキッシュが完全にありません。
この燃焼室を作ったときの考え方は、高回転高ブースト仕様でドラックレース仕様です。
馬力で答えるなら900馬力以上
・・・
グループAの燃焼室の考え方もこの部分だけで考え出されてるのではなく、タービン性能とブースト圧
走行する距離、水温、油温・・・・ とトータルでまとめた上でどのような燃焼室にしようか??を
決めています。
また、今では考えられませんが、ノーマルの圧縮比8.5からグループAでは8.0に・・・・そして
ノッキング対策や排気温度の適正化で7.5まで落としたことも事実なんですよね~!!
・・・・
・・・・・
あ! これも小ネタ???
ある意味 大ネタ かもね