男の秘密基地

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放置状態は・・・・!?

たまに相談される質問にて少し考えて見ることにします

1ヶ月に一回程度しか乗らない方。(通常はバッテリー端子を抜いている)

今は車検を切って、またいつか復活させたいから置いてある状態。

1ヶ月に一回程度しか乗らない方。(通常はバッテリー端子を抜いている)

1~2週間に一回程度乗る方。

毎日乗ることが無い方の例でいえばこんな感じではないでしょうか

今回の質問に当てはめてお話をしますが、まずは質問内容とは・・・・

◇ 車をおきっぱなしにしていたらエンジンに悪影響なのかボディは大丈夫なのか

ここからは私の経験でお話しますのですべてに当てはまる内容ではありません。

まず!考えるポイントは”サビ”です。 エンジンの内部は鉄部品、アルミ部品 で出来ています。

それらが錆びないようにオイルが循環しているのも事実です。 オイルの性能、性質などで変わってきますが

オイルが付いた鉄板を立てた状態でほったらかしすると、時間が経つとオイルは下に流れていきます。

オイルの性質上油膜をはってはくれますが、一度エンジンに火が入った日からエンジンオイルは酸化して

いきます。 ガスや湿気もオイルにまじりながら次のオイル交換まで使われているのです。

そのオイルが油膜をしっかり貼り続けることは無理ですよね・・・・

実際に放置が長い車のエンジンを分解すると、サビが廻ってる場所がありました。

サビは進行するので、クリアランスが大事なエンジンパーツでは下手に削り落とすことは危険です。

そうなれば、もう手遅れですので新品部品に交換となります。

ボディもやはりサビが怖いポイントとなります。 鉄板も温度で伸び縮みしているので日の当たる箇所が

いつも同じであれば湿気が取れない場所が存在することになります。 要は見えない箇所がサビる!!

ってことになります。 地球には引力がありますからボディの重さはすべて地面に掛かります。

そしてその箇所は点当たりなのです。 場所はタイヤ、ホイール、ベアリング です。

タイヤは片当たりとなるので酷い場合はフラットスポット化します。

ホイールも変形する場合があります(留めてる場所によります)

ハブベアリングもローラーバランスが悪くなり異音発生。

上記内容からアドバイスをいれるとすれば、エンジンは定期的に手動させて下さい。

タイヤの設置ポイントは変えてあげることが必要です。

長期保存する場合は車検同様にラジエター水、オイルは交換してあげましょう。

水周りが錆びたらもう手遅れですから!

下の画像はメタルなのですが、エンジンパーツのクランクシャフトは凄く重いパーツの1つです。

この重量をこのメタルが受け止めています。 メタルのクリアランスは100分代で合わせます。

なので、長期保存でクランクがこのメタルの上でずっと重さを耐えしのぐことはクリアランスは

微妙にずれていくことにもなります。 いざ!始動してメタルトラブルが発生ってことも無いとは

いえないのです。 

大切な車であれば最低限のメンテナンスは必要!  

愛情をもって眺めてあげて下さい。そうすると車の声が聞こえてくるはずなのでまずは、

じっくり愛車を見つめてみましょう