男の秘密基地
Blogエキスパート自慢の一つ
ヘッドガスケットです
今回はRB28に組み込むために、用意しました。適正な圧縮比を導き出す際に必要です。
市販品の場合ではφ数と暑さが決められていますので、その中で選ばないといけませんが、
それでは、おおよその圧縮比って事です。 それでは、納得ができません。
点火時期の1度を上げ下げするためには、しっかりと調整したいと言う思いから
オリジナル品を製作しています
もちろんそれに伴い、インマニ側/EX側にもメタル材にて商品化しております。
エンジンチューニングする際にご利用下さいネ{deco:otomedojo~358
次はエンジンをオーバーホールするときに交換しているほうが良いだろうと思うパーツを
お伝えします。
まずは、下の画像を見て下さい。 ノックセンサーと言うパーツで2つ付いています。
良く見ると、取り付け場所はシリンダーブロックの上段部だということがわかります。
すなわち、エンジンが車両に乗っていた場合では取替えが困難なのです。
前側ノックセンサー
後ろ側ノックセンサー
まず!このノックセンサーの役割を説明します。
GTRには注入するガソリンは何を使いますか もちろんハイオクですよね。。
しかし、コンピューターにはハイオクマップとレギュラーマップが存在しているのです。
通常はハイオクモードで制御されているのですが、もし、何かの原因でノッキングが発生したと
します。 するとコンピューターがエンジン破壊をしないようにハイオクマップから
レギュラーマップに切り替えするのです。 このようにコンピューターに指令するセンサーが
ノックセンサーとなります。 2つ付いているのは1気筒 ~ 3気筒 を1つのノックセンサーが
担当し、4気筒 ~ 6気筒 をもう一つのノックセンサーが受け持ちます。
重要なセンサーでしょ
しかし、交換する方はいがいに少ないのが現状です。 ノーマルコンピュター(以後CPUとする)で
走行している方は必ず多走行車ならエンジンを降ろす機会には交換してくださいね
距離での目安では10万キロ以上でしょ^^
次に、HKS製V-PRO 等でサブコンで制御している方は考え方が2択にわかれます。
V-PROはショップで考え方が違いますので、どこまでの制御方法をマップにて作っているかが
異なります。 ハイオクモードだけしか存在していないようであれば、ノックセンサーは役に立って
いないことになりますので、交換すら必要なしとなります。
しかし、ノック制御補正マップを作っていた場合は、ノッキングを感知した時に安全な値まで
点火時期を落としたマップに切り替わるようになりますので、交換要すると思います。
是非、皆さんもエンジンを降ろすことがあったときには参考にして見て下さい。
エキスパートではオーバーホール時に単体テストは行っていますが、何分古いセンサーに
なると、今は良くても、いつ故障するか分からないので交換をオススメします。
また、下の画像のように、配線等も古くなるとこのように保護しているテープやシリコンチューブも
痛んでいます。 ここら辺も綺麗にしていきます