男の秘密基地
Blog良く間違った意見に水温計の針が適正値なので大丈夫だと
果たしてそうだろうか
昔!実験で1気筒~6気筒までに水温センサーを加工取り付けしたとき!
1気筒目~6気筒目まで温度が違っていました。これは各シリンダーへ水が進む通路の問題や
各気筒のパワーの出方が違うためです。 何故!パワーが違うのかはまたの機会にお話しましょう。
皆さんが通常取り付けしているセンサー位置とはこの1気筒~6気筒までので平均化された水温なのです。
たとえば、1気筒目が80度で6気筒目が100度であったとしても水温計の数字は100度とは教えてくれな
ないのです。 これらの蓄積がヘッドのひずみやオーバーヒートなどの原因になるのです。
このバラバラな水温を平均値で下げなければならないのですが、高い温度になる気筒にいかに
冷えた水を供給することができるか っが必要になります。
そこで大容量ラジエターの出番となるのです。 純正ラジエターの平均水量は約2L前後ですが、
これを2層タイプであれば3,2L以上、3層タイプでは3,9L以上と増えることで水量増加で冷やすことが
できます。 もっと単純にお伝えしましょう。
水の量を多くする。
通過する空気(風)の温度を下げる。
気体の温度を下げる。
このようになります。
この3つのチェックポイントをしっかり行ってくれるラジエターを選ぶと良いわけです。
単に大容量ラジエターだから良いわけでは決してありません。 ノーマルより悪くなるものもありますから。
正直!上の3つのチェックポイントで通過風温度を下げる事が出来ているラジエターは数少ないと思います。
安いのには訳がある。。。 車種実験もせずにGTRであろうがエボであろうがシルビアであろうが
同じコアーを使いアッパー&ロアタンクのみ車種専用にしている。
フィン形状やチューブ缶などは高温になるところでありいかに
放熱させれるかがポイントであります。
ラジエターも日々進化していますよね^^
夏が始まります。 愛車の耐久性を上げるためにも是非お考えください。
おっとっと クーラントは10年10万キロなんてメーカーは謳っていますが実際は
無理があるっしょ・・・・・
実際に錆が回ってオーバーヒートしている方がいますから・・・・
今のクーラントは錆が付きにくいようになってる訳ですがこれはあくまでも液の成分上の話です。
交換は絶対にしてください。 クーラントは一旦!熱が入るともっている力が落ちていくだけなのです。
また! クーラント水交換にてラジエター内のみ交換するのはあまり意味をなさないです。
上でも書いていますがノーマルラジエタークラスは2Lぐらいしか入りません。
エンジン内部~ヒーターコアーなどの水を交換していないのでは意味をなしませんよね。
全量交換は手間もかかり、エアー抜きまで実施しなければならず、時間もかかります。
ですが、する価値はありますので、安心を買うオーナーは是非、全量交換をオススメします。
私の店では半日から1日頂いています。 ご希望の方はご相談くださいね