男の秘密基地

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CT21S リフレッシュチューン始動!まずはラジエター・・

通勤快速をいかに気持ちよく乗れるかがリフレッシュチューニングの
1つの要素でもあります。

今回は、そんな1台を紹介します。

初代ワゴンRで貴重なミッション車。

そこでオーナーは多距離走行車なので足回りをリフレッシュすることにしました。

また、ラジエターも加締め部分から水漏れもあり社外新品に交換します。

さてまずはラジエター交換からいってみよう^^

純正のほとんどがコアー部とタンクとが素材の違いからパッキンを使用して
加締めて作られています。 ですのでパッキンが硬化すると漏れが発生する訳です。

これが社外新品です。今回はお客様の持ち込みとなりました。

なんせ安いため私のところではそこまで安いのが取り寄せできないもので^^;

外したものと比べ見ました。

するとまず!わかるのが純正品は真鍮品ですが、社外品はアルミ材です。

実際に持ち比べると社外品は軽いです^^ 

ワゴンRは電動ファンで水温を管理しているので大丈夫ですが、基本的には同じ大きさのコアサイズ
で真鍮や銅 、アルミ とコアの冷却効率を考えると、アルミは一番冷えません。
風がしっかり抜けることと、コア容量が必要といえます。

実際にこのラジエター性能がどこまで良いのかはわかりませんが、基本では冷えは純正のほうが
良いかもしれませんね^^ たださきほども書いていますがワゴンRは電動ファンで水温を冷やすので

早めに水温が上がってもファンが一定の温度に達すると回るので大丈夫だと思います。

!!え!! ならレースなどではアルミ製がほとんどだし、今の車はアルミラジエターが支流ですが・・

そうですよね^^ ただ、レース用は2層や3層といった大きい容量でないと意味がないです。

次に純正でアルミタイプの場合はメーカーがちゃんとそれで大丈夫なように考えていますから大丈夫
なんです。

ですが、水温は高めにセットされています。それにともないエンジンも熱に強い仕様になっています。

次に純正ロアタンクには水抜きドレンコックがありますが、社外品にはありませんでした!!?なぜ・・。

まぁ、なくても大丈夫ですが、ラジエター水交換の時に少し不便なぐらいですしね・・・

お客さんには関係ないわけですが・・・

余談はさておき!真鍮タイプとアルミタイプと水温がどのように違うのか?ってテストしてみたい
ものですね! 今回はできませんが、純正交換タイプではどうなんだろうか^^

むかし、ある有名メーカーの社外アルミラジエターを純正品から交換してテストしたことがあります。

車種はBNR32(スカイラインGTR)でアルミ2層タイプでアッパーとロアータンクはノーマルと一緒の
加締めタイプでした。 セントラルサーキットに持ち込んで走行開始。

2周。。3周。。と周回を回り、安定して良い感じ♪

っと4周目になると純正品と同じ水温になり98度!

その後は、純正品とまったく同じで駄目でした。   要は水の量がほとんど変わらないことと、
コアーの作り方がGTRにはあっていない。   それだけのことでした。

実際はこんなものか!!っと がっくりした経験もありましたね~・・

テストなどせずに規格コアーを使ってアッパーとロアーを引っ付けて完成!! って感じですから

良いラジエターは少ないでしょうね^^

ラジエター会社も色々あります。どのメーカーのどのタイプだと自分の車に良いのかを
しっかり見極めることが大事です。

エキスパートではお客さんの予算や走行条件など色々聞いたうえで適したラジエターを提案いたします
ので心配後無用です☆☆☆

お気軽にご相談下さい。

作業はつづく・・・・