ﾌﾞﾚｰｷﾊﾟｯﾄの交換時期の目安をお話します。

ﾌﾞﾚｰｷﾊﾟｯﾄ本体はパット本体を鉄板に貼り付けてあります。

画像下で説明するとﾊﾟｯﾄ本体が緑矢印部分でそれを貼り付けている鉄板が黄色矢印部分です。

画像では黄色矢印幅　と　緑色矢印幅　が約同じ幅なのが分かります。

新品では緑色矢印の幅がもっと広いわけですが画像のように同じ幅になると交換に突入します。

この状態でﾌﾞﾚｰｷを踏むと鉄板側に熱が直ぐに伝わりやすくなりローター温度も高くなります。

特にｽﾎﾟｰﾂﾊﾟｯﾄを入れている方はこの段階で交換するとローターへのダメージが抑えられるので
交換をオススメします。　これ以上に酷使していくことでローターの寿命が短くなっていきます。

純正ﾊﾟｯﾄの方はそろそろだと考えておくことが必要です。多走行、古年式の車である場合は
数回にわたりﾌﾞﾚｰｷﾊﾟｯﾄを交換していると思いますのでローターの点検が必要となります。

リヤーの場合はディスクﾌﾞﾚｰｷﾀｲﾌﾟであれは上記と同じで確認できます。

しかし、下記画像のようにドラム方式のﾌﾞﾚｰｷシステムでは、表からは判断できません。

少し分解して点検します。

もし、ﾌﾞﾚｰｷペダルを踏んでハンドルがブレたり、ジャダリングをおこすようであれば！

ローター本体の歪みがある場合が考えられます。昔の車のようにローター本体に厚みがあれば
研磨することも良いのですが、最近では鉄板に厚みがないので研磨することはオススメしません。

絶対駄目っと訳でなく、修正して一旦は直りますが元より削ってる訳ですから耐久性は落ちます。
なので、直ぐにまた歪む可能性もあるということです。

ﾌﾞﾚｰｷ関連はしっかり管理することが重要ですから気になる方は相談下さい。