男の秘密基地
Blogタイヤが路面を転がるとき!スムーズに転がるようにしてくれているのがハブベアリングです。
多距離車や長放置車になるとハブベアリングが駄目になってしまいます。
症状はどのようにわかるのでしょうか?
それは、走行するとタイヤが回転を始めます。それと連動するように異音が発生します。音の種類で言うと!
『ゴロゴロ音』『ウワンウワン音』となります。しかし、この音はタイヤの種類にて音がかき消される場合もあり
ます。 では、次の方法は??
やはり修理工場等で点検がオススメです。 車をリフトで上げてホイールが付いたままにて前後左右に
揺さぶります。そのときにガタがある場合! ベアリングのガタ関連かブッシュ類又は、ボルト類の緩み・・
を考えて点検してもらいます。
今回はSW20(MR2)のリヤーハブベアリングを交換してみます。
作業時間が押していますので画像をしっかり取ることができていませんがご承知下さい。
リヤーから異音がすると言うことで点検したところ、やはりリヤハブからガタがありましたので交換
します。 また、オーナーからナックルも交換以来がありましたのので同時進行します。
ナックルと言うのはハブベアリングを圧入している部屋の役目もあり、ホイールをしっかり固定する
役目でもありますので凄い重要部品です。 ナックルも歪みやクラックが入っているケースもあるので
新品をチョイスすることは凄く良いことだと考えます。
まずはナックルごとASSYで取り外します。
この車は1度はこの部分を脱着したことがあると判断します。色々な意味でね(内緒)
取り外す上で難儀した点があります。これは皆さんの車でも考えれるポイントです。 それは
下記画像のABSセンサー本体です。 このセンサーはナックルに刺さっているのですが、
熱で変形していたり、さび付いて固着してしまう。 このようになった場合は外したときに
壊れるケースが50%となります。精密な部品なので無理な振動をあたえれないので大変です。
次にこのようなケースがあります。 それは、ドライブシャフトの先端部とベアリングとがさび付いて
固着してしまう場合です。 今回この2点が問題でしたが、ドライブシャフトにかぎっては問題がありました。
専用工具をもってしても工具が壊れるかと思うぐらい固く!!
なんとか外れましたが、先端が部がおかしい状態であることが判明。
ワイヤーブラシでサビを落としながら点検。
すると あらら
ギア部が破損していた。
通常はシャフトを交換となります。 しかし、修正できそうならして見てだめなら交換しようと・・・
さて、ナックルとハブベアリングを圧力します。丁寧に・・・・
続いて、バックプレートですが、これは以前にある部分を切断して使用していたようです。
なので少し気になる箇所を溶接して修正してから取り付けしたいと思います。
あとは組み付けて簡単なアライメントを実行し納車となります。
今回はMR2でしたがこれはどの車でも修理することがある箇所なので、点検等をしっかりすることです。
修理せずにほっておくとタイヤが飛んでいったり、ベアリングが焼きついてスピンしたり・・・・
事故する率が大幅に増えますので気をつけましょう。