男の秘密基地

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レガシィBP5

アイドリング不調のため修理となりました

まずは、プラグ点検を兼ねてついでに交換作業です

水平対向ボクサーエンジンのプラグ交換は通常よりも交換工賃が高くつきます。

では何故かを説明しましょう


まずは右バンクのプラグ交換から行いましょう。

エアークリーナーボックス本体ごとAssyで取り外します。

サクションパイプも同じく取り外します。

すると! 赤矢印のパーツがコイルです。このコイルの奥にプラグがいます
見た目は外しやすいように見えますが、カメラアングルを限界まで低い位置から撮影しているので
そう見えるかもわかりますね^^

しかし・・・・

下の画像で赤線をひっぱているのがわかると思います。 実はコイルを引き抜くとフレームが邪魔するのです。

赤線部分の狭い空間しかありません。特に奥側はちょっとした知恵の輪で外します

これまた画像ではコイルのほうがフレームより高い位置に見えますがまったくの反対です。

この中に工具を入れて作業するのは非常に苦痛を感じます。慣れていても好きになれません

続いて左バンク側です。

ここはバッテリーを外すと見やすくなるので外すことだけなら苦痛ではありませんね

問題は・・・・!!

コイルを外して、プラグを外し、プラグを入れて・・・・・  コイルを入れるのだが

奥側のコイルを入れるには凄くコツがいります。  昨日はそれにはまっちゃいました

おかげで今日は肩と首の筋がパンパンに!! 朝から湿布を貼るしまつです。。

赤線部分の範囲でプラグの頭にコイルを入れるのが中々うまいこといかず最悪でした。

・・・・

そしてプラグは無事取り付け完了

そしてプラグを交換して吹け上がりもよくなり交換してよかったことになりました。。。。。  が!!!

アイドリングから少し回転落ちが気になります。自己診断テストをしましたが問題はみつかりません。

そうなると考えるポイントは2つ。。。

1つ ・・・ エアフロセンサーの汚れ

2つ ・・・ スロットルホボディ内部汚れ

が考えられるポイントです。    しかし、エアフロを洗浄するのはリスクがともないます。

オーナーの許可を得ないと出来ないポイントです。スロットル洗浄は工賃仕事だけなのでリスクは
ないのですが

オーナーと話し合った結果はエアフロ洗浄は見送ります。今回はスロットル洗浄のみ行います。

まずは化粧パネルを外してインタークーラーまでを外していきます。

インタークーラーを外したところです。 何がなんだかわからないでしょうね^^これはボクサー
エンジンフアンでないとわからない映像ですなぁ・・・・

パイプの中もオイルがベッチョリ付いています。 しかし、このオーナーはオイル管理と
オイル性能が良いのでパイプ内のオイル汚れが綺麗です。

エンジンの裏側にスロットルボディが位置します。 のの内部と壁を綺麗にしたいと思います。

この車は電子スロットです ラフなアクセルワークをしても
CPUが判断し安全なスロットル開度を調整します。

スロットルレスポンスや高回転域のパワーを希望される方はスロットルバルブコントローラーを
オススメします。 体感できますからライトチューニングにはバッチリなアイテムです。

良い車でパワー良い感じのレガシィですが、アクセルレスポンスが鈍いのでもう少し、スポーツに振ると
バッチリだと思います。

今回は、修理のみですのでさっそくエンジン始動してみることにします。

????

最初エンジンを指導し、水温も安定するまではアイドリングの調子も良かったのですが!

次第にもとの状態に悪化します。??????

やはりエアフロなのか?   あまりエアフロが悪くなるケースの少ないこの車では

やはり、電子スロットル本体が悪さをしているように思います。

しかし、自己診断を行っても正常と判断。  なので一番言いたくない言葉ですが

一か八か交換してみることしかないと言う判断となるのです。

実際にこのケースで直る車もあるので交換してみるのも方法なのです。

ただ!電子スロットルは高額ですから悩むところですよね・・・・

とりあえずは、もう少しこのままで乗ってみるとの判断となりました。

電子制御が進むとこういった見えないトラブルの箇所が増えるので困ったものです。

自己診断機能も、所詮はその車を作ったときにどこまでわかるようにするか?をプログラムするので

限界がまだまだあります。 

最終的にはやはり、人間の感であったり、経験、ノウハウで決まるわけですよね・・・・