男の秘密基地

Blog
一般修理(ハブベアリング編)

お客さんから、走行するとリヤーから異音が聞こえるとのこと!タイヤの回転と比例するように

異音が聞こえるケースは、ハブベアリングの寿命が考えられる。

早速、本人といっしょに確認して見た

点検の結果!ハブベアリングだと解ったのでさっそく注文することにします。

後日・・・・・・

さて、部品が届いたので修理開始です。

まずは、リヤードラムハウジングを外します。

緑色に囲んだ部分にハブベアリングが入ります。

緑矢印部分はブレーキパットです。 残量もしっかりあります。メンテナンスしてたのでしょうか?

この年式でここまでブレーキパット残量が残っている訳はないので^^

さてハブベアリングをハウジングケースからプレスで抜き取ります。

圧入で入れ替えたのち、スナップリングで固定します。

さて問題は画像下の表側です。 ベアリングがむき出しになっていました。

通常はベアリングが見えないはずなので、このように見えてるとなると

表側面破損したことになるのですが、破損パーツがみつかりません。

何故だろ・・・・・

とりあえず、新品を圧入します。 画像を見て見て下さい。

プレス機にて新品ベアリングを圧入中

そしてこれが新品!!

上のベアリングの矢印部を見比べるとわかりますよね!!!

ベアリングサイドのケース破損です。  しかし、この車にはベアリングを守るフタが付きます。

なので、破損パーツはフタの中にいないといけないのですが

まったくいませんでした。

しかし、フタは外した形跡があるので、私の推測ですが、ブレーキシューを交換するときにでも
ベアリングの破損したカスが落ちたのかもしれませんね。。

さて、次はフロントタイロットエンドからガタが出ていたので点検です。

ハンドルのラックからのガタでもなさそうでしたので、一度ナックルを外して、タイロットエンド本体を調べます。

通常は本体交換ですが、少し技を使ってチョチョイノチョイ ・・・・」っとな

ハイ 修理完了。 ガタも無くなりましたので、後はトー調整して終了となります。