男の秘密基地
Blogどこまでしっかり見れるかが難しいですがこんな事例がありました。
まず画像を見て下さい 他社で車検受けメンテナンスを受けた車両です。
部品名 ・・・ タイロットエンド
点検にて ・・・ ブーツ破損のためブーツ交換済
一見!完璧なのですが、今回、ハブベアリングを
交換したと言うことなのですが、走行中凄い音が
すると連絡が入り急遽預かることになりました。
まず!ハブベアリングを交換しセンターボルトを確認してみましたが・・・・・
しっかり緩み止めも行っていましたので
大丈夫だと思ったのですが、少し左右にガタが
あるので点検したところ・・・・・
締まっていなかったのです
異音の原因はここにありました。
締めた後にかしめているのでこの整備士は
きっと締めたのでかしめたのでしょう。
ではなぜ! なぜ!なぜ!
あくまでも私の推測でしかありませんが!このセンターボルトを緩めて感じたことは
錆!!
錆が酷いのでボルトを締めこんで途中から堅くなったのでこれで締まったのだと勘違いしたのではなかろうか
ってことです。 潤滑剤などや錆取りなどを少し考えていれば・・・・・・・って感じました。
決して悪い作業をしているのではないのですが、ほんのちょっとしたことでトラブルが発生するものです。
次に
ブーツ交換されたタイロットエンドですが
ホイールを取り付けてガタを点検したところ
しっかりガタがでていました
これではせっかくブーツ交換した意味なしです。
残念ですがガタが出ると部品Assyで交換です。
これらもブーツ交換する前に点検出来るところ
なんで残念です。
人間なので見落とすことはあると思います。いやあるでしょう
しかし我々は100%見落とさない集中力が
必要だと思っています。
各部品には意味がありそれを理解しながら整備しなければならないと思います。
特に足回り関係は一歩間違えると事故に繋がりますしネ
我々は取り付けに対しての責任力と集中力、観察力を鍛えるべきです。