男の秘密基地
BlogGTR乗りなら一度は気になったのではないだろうか
NISMO パフォーマンスダンパーの存在を
一見!ストラットバーをショック化にしたものだと思ってしまいますよね^^
では実際はどうなんでしょうか まずは考え方を変えなければいけません。
ボディ補強にも考え方があります。
◆ ボディ剛性をUPさせることを目標にしたパーツ。
◆ ボディ振動を抑えることを目標にしたパーツ。
ニスモパフォーマンスダンパーは振動を抑えることを
重視したパーツといえます。
ではこの振動を抑える利点はなんなんでしょうか
少しお勉強しましょう。
コーナーを曲がるために必要なボディのシナリがあります。このシナリ具合は、凄く重要なのです。
ボディ自身がバネの役目といっても嘘ではありません。 走るステージでどれだけのよじれがあれば・・・
では!補強を行った場合でも起こる現象があります。 それが脈動なのです。
脈動がでたらどうなるのでしょうか
(例) エンジンマウントとミッションマウントを交換すると、良くなる点はなんでしょうか?
シフトフィーリング向上。
エンジンレスポンス向上。
これらはすべて振動を低減したことで良くなっているのです。
ボディ補強でも同じことが言えるので、振動が微振動に変わるとハンドリングに伝わってくる感覚が
シャープに入ってきますので的確なハンドリング操作が可能になるのです。
ボディ補強だけを一生懸命にしても振動は大きくしていってるだけなのでドライビングに必要な情報は
鈍って伝わってきます。 ボディ補強をしている方は凄くクイック感が出て良いというでしょうが!言い換えれば
その反応で怖くなっていませんか? 又はハンドリングがシビアになってませんか!?
その答えは、ただやみくもに補強だけをして振動をシビアにしただけなのです。ハンドリングで必要なのは
振動をいかに微振動に変えることでボディと自分が一体感になれることなのです。
話が長くなりましたが、このパフォーマンスダンパーはボディがよじれて出る振動を微振動に変換する
ことでハンドルを握るドライバーが的確なハンドリング操作が可能となり、不要に当ててしまうハンドリング操作が
大幅になくなります。すなわち!安定したコーナリングとハンドリングが実現するのです。
ニスモはショックをヤマハ製に依頼しています。
ええええええ! ヤマハってエレクトーンやピアノ、管楽器などの有名メーカーっしょ!!! なんで・・・?
特に繊細な音を出す管楽器はシリンダーやピストンの技術が必要なのです。
ヤマハはそのシリンダー技術がすごーーーーーーいんですよ^^
トヨタ車のシリンダーブロックなども手がけています^^
シリンダーとピストンの関係はクリアランス命なのです。 ダンパー(ショック)もストロークする部品ですので
このノウハウは重要なのです。
いかに微振動を吸収することが出来るか。
振動は言い換えれば不協和音でもあり、波長がそろうことが出来れば音は1つになります。
人間の手足に不況和音で入ってきても正確な判断はできません。それが波長が1つになって入ってくると
反応スピードは速くなるのです。
ちょっと難しい話になっていますね
まぁ、興味ある方はいつでも聞きにいらしてくださいませ^^