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BRZ にケミテック PG55 入れ替え & メンテナンス

KEMITEC〈ケミテック〉から BRZ&86 専用クーラントが出ているのでそれを入れケまーーーース( ̄^ ̄)ゞ
え! 通常ラインナップ品と何が違うのか❓ メーカーに聞いて見ましたのでそれを参考に自分も
感じたことをまとめて書いてみます。
通常のラジエター水とは!
不凍液すなわち主成分がエチレングリコールなんですが、それに錆を防ぐ防食剤や冷却効率を高める消泡剤など、
他の機能を発揮する成分が含まれて作られているものを通常クーラントと簡単に言うてる訳で、それと水を混ぜて
使用します。
しかし、ケミテッククーラントは、プロピレグリコール液って独自の研究から作り出された液体に、通常の水ではなく
丹念にろ過し不純物を取り除いた精製水を使用してそれと混ぜ合わせ作り出されたクーラントとなります。
なので、現在ラジエター内とエンジン内部、ヒーターコア内のクーラントは全て出し切ってしまわないと駄目なんです。
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不純物が入っている水が混入すると本来の性能が発揮できないため、フラッシング水を使用して数回に渡って
入替を行います。 車に寄って回数は異なりますが、通常では3回ぐらいかなと思います。
メーカーいわく!BRZ、86は全量を抜き切ることが出来ないようでどうしても純度100%で使用できないようです。
そこで、通常のPG55のプロピレングリコール配合比55%よりも多くいれることで性能を通常モデルと同じになるよう
にしているようです。 なので、2回目からは通常品でOKだそうです。
実際に作業してみると直ぐにわかるところは、ラジエターのロアホースの取り出し位置に問題がありました。
分かりやすいように社外品ではありますが説明するために画像を貼り付けました。
ロア側を見ると直ぐに気づきましたよね!!  この位置は全量抜ける訳がありません。
サイドタンク形状のラジエターの利点もあるので冷える冷えないではなく、今回の件で考えると
抜けないクーラントが常にラジエターロア側に存在しているということです。
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画像下はフラッシング2回目の状態です。
90度は上げてエア抜き変えるのでやけどに注意です(・Д・)ノ
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なんやら黒いものが結構な量で出てきます・・・・    なんじゃこれは・・・・
塗装が剥がれたもののようにも見えます。  ラジエター内部からかな???
綺麗な黒色なので錆ではないのでやはり塗装関連だなあ!
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まぁ、問題はないと判断したので作業を続けます。
最後の方になるとフラッシング液を入れるタンク側に浮いてきたので溜まっていた塗装剥げみたいな物体は
減っていったのでこれで良いとしましょう。
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エンジンを30度以下まで下がるまで放置します。
その後にケミテックLLCチャージャーを使用してクーラントを入れていきます。
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次にクラッチオイルを交換します。
エア抜きではなく、全量交換です。
良い性能のオイルをチョイスしました。  
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エキスパートではENDLESSのRF-650を取り扱っています。
ハイスペックブレーキフルードはF1でも認められた高性能フルードです。
ハードブレーキングでも根を上げない最高のタッチ感と耐久性に満足してもらえることでしょう。
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黄色のキャリパーはカッコ良いね^^
良いセンスだぁ^^
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トラスト製のマフラーにて、下回りを点検しているとプレート部のねじが2本〈左側〉無くなっていましたので
同じボルトではありませんが、似てるもので対応しておきますね^^  
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HKSのスパーチャージャーをチョイスし、足回りもしっかり仕上げているのでトータルチューニングですね^^
マシーンも綺麗ですし、作業してて気持ち良いです^^   
 
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出来上がりました。
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