男の秘密基地
BlogHKSの2JZ-3,4LKITを組んでます
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エンジンを組むときは、パーツ洗浄、組みつけグリス、オイル・・・など、カメラを握れる状態に
ないので、画像が前後しますがご理解ください。
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ピストンは3,1L仕様と同じく87φですが、クランク側で86mmから94mmへと変更されています。
HKSのこのピストンのバルブリセスの形状が少し気になりますが・・・・
このクランクだけでも598,000円
ひえーーーーー!!
ビックトルクになりますね^^
H断面コンロットも168,000円
ピン側ブッシュは新品から抜き取り材質強化されたものに打ち変えました
クランクキーも1本キー加工し、タイミングギヤ、クランクプーリーのバランスを一体化させ
高回転域のバランスを整えました。
ヘッドボルトも純正の角度締め(伸び率安定)からスタットタイプに変更し、均一した締め付け方式に
変更し、高ブーストに耐えれるようにします。
また、HKS製ヘッドガスケットの1,6mmを使用しましたが、通常だと圧縮比は8,6:1強になるのですが
これはヘッド燃焼室の方で追い込みながら8,4:1にしました。
オイルバッフル、オイルストレーナーも汚れが凄かったのですが、
専用の液に24時間浸け置きし洗浄します。
するとここまで綺麗になりました。
通常の洗浄液では綺麗にならない場合に用います
新品のオイルポンプにオイルシールを圧入します。
2Jのオイルポンプシールは油温度に弱いので少しでも熱に強いシール剤を塗ります。
リヤ側オイルシールも圧入し、ガスケットメイクで取り付けします。
溶接のリードのようにシール剤を塗ります。
割れながら綺麗だ
さてヘッドにカムスプリングを取り付けします。
今回のヘッドには色々とオーナーのこだわりが詰まっています。
少しでも理想に近づけるように頑張ります。
おっと! 燃焼室画像を載せるの忘れてた^^
前回の仕様の燃焼室の焼け方などを見て、また圧縮比を8,4:1に合わせたいので
形状を少し変更。
そうそう! 前回から使用していたナプレック製ビックバルブも洗浄し触れも大丈夫でしたので
再利用しました。
そして、せっかくのビックバルブを最大限に活かせるようにポート側を拡大しました。
バルブ際まで拡大! これは効率上がります^^
それに伴い、EX側もポート研磨しました。
2Jのヘッドはコンパクトなので1番、6番ポートがこのようにかなり曲がった形状になります。
ブロックにヘッドを載せて、ヘッドボルトを締め付けします。
いつもごとくの締め付け方!で行います。
ヘッドか締め付けされたら、カムのシム調整を行います。
ヘッド単体のときにシム調整をしてしまうといざ!ヘッドボルトを締めた後にクリアランスが
バラバラになってしまいます!!!
これがノーマルのアウターシムです。
今回は、あるホルダーを使用して
ヘッド加工、バルブ加工・・・・ の結果
シムレス仕様にチェンジしました。
バルブクリアランスを24バルブともに合わせていきます。
さて全てが決まれば、バルタイ調整に入ります。
基本は1番の圧縮上死点で合わせます。
が!!!!!
これを1番、2番、3番 ・・・・5番、6番 の圧縮上死点で測定すると、
意外に狂いがあります。 カム自体の誤差、バルブクリアランスの誤差、測定氏の誤差・・
ってことで、全てを行って平均値をだしてから、最終で1番圧縮上死点で何度で取るかを決めます。
ここをしっかり行うことで、セッティング時に的確なバルタイ調整がわかってきます。
あ!!! 書いてるだけで面倒くさくなるなぁ(笑)
さて今日はここまで! 続きはまた書きます。