今回はＶＡＢ　にオイジナルダンパーの依頼を受けてオーナーの希望となるように考えました(^-^)/
それに伴い、リジカラ　も取り付けします。　
まずは純正　BILSTEIN [ビルシュタイン)　を取り外しました。　ざっくり見てビックリ！！
フロントサスの巻き数の少ないこと！！今の車のダンパーの作り方の傾向に感じることは
ストローク量がない！　短いってことですが、これだとサスのみで車高をダウンさすと乗り心地最悪になります。
　

ダウンするということは純正で持っているストローク量も減るってことになるので元々がストローク量が短いダンパーでは
底突くってことになります。　ある程度ストロークしたらあとはバンプラバーに頼って曲がるってのが今の考えなのでしょう
かね？？？　　なので結論はサスのみはオススメしません。　軽四車もサスのみでダウンさすと乗り心地が極端に
落ちます。　皆さんも気を付けましょうね＾＾
さて！、オリジナルダンパーを取り付けします。　サスはお客さんの好みでチョイスして製作しますので
サスメーカーの特性によってダンパーの減衰力の値を変更します。　　今回、オーナーのご意見を聞いて
イメージをした結果！　バネレートは普通よりも少しだけＵＰさせますが、ストリートでの色々なシチュエーションから
今回は、Swift(スイフト)をチョイスしました。

サスの王様　ハイパコ仕様も提案しましたが、オーナーのイメージに合う走りはスイフト仕様が良いかな＾＾って判断。
良いハンドリング、良いレスポンス、良い硬さ、良いパワー　など全てはオーナーが感じることになるので
しっかりイメージして提案し見積もりします。　

感じることは凄く重要なことで、その方の体重、筋肉　など！　また、その車のシートの硬さ！　
お客さんを見て感じ取ることが重要だと思っています。　　　
たとえば、お客さんを見送る時に、アイドリングから先にハンドルを切り出すタイプ！　少しタイヤが動いた瞬間に
ハンドルを切るタイプ！　これが何を思わせるか？　・・・・
・・・・　　　　　それは秘密ですが・・・

さて！　リヤタワーバーを取り付けしました。　オーナーの希望メーカーをチョイス。
タワーバーは１Ｇで取り付けすることが通常ですが、リフトがあればボディを少し上げることも出来ますよね
なら歪みなどある車種なら少し上げてバーを閉めてあげると、ドア開閉がマシになる場合がありますよ＾＾
タワーバーよりもロールバーがその効き目があります。　なのでロールバーを取り付けする時は、リフトを利用して
ボディの歪みをわざと出した状態で締めるとドアの開閉が直ったりします。　これも闇雲にリフトを使うのではなく
考えもってこの部分を持ち上げてっと！！　　　見たいにね＾＾

この上にトレイを置くのですが、説明書にはカットするようになっていましたが、それだと自分の車なら嫌だな・・・
って思ったので、もしやって見て駄目なら切れば良いか！って・・・・　
要はトレイの裏側、バーが通る部分だけをカットしてみて、真上側はギリギリ残してみる。
失敗したらそれで終わりですが・・・・(´･Д･)」
とりあえず成功＾＾　
少しだけバーの上が浮きますがこれなら問題ない＾＾　そしにこの上にラゲッジコンパートメントフロアマットが載るし。
見た目はノーマル風に＾＾　

フロントもバーを取り付けしました。　合成が上がるので必要なアイテムですね＾＾

ピロアッパーマウントとキャンバー調整をアライメントと同時に行います。
ストラットケース側で調整が出来るのでまずはそこでキャンバーを付けて、アッパー側でポジティブ側へ移動させる
方向で考えています。

続いてリジカラの取り付けをします。
リジカラと言うパーツはお客さんからよく相談を受けます。　こんなもので変化するのか？　体感できるのか？
今までの取り付けてきたオーナーからの声も良い評判です。そして私自身も変化を感じています。
だからオススメ出来るパーツではあります。　　　　　

しかし！　取り付けてもまったく分からなかったと言う声も本音であります。　分析すると、こんな感じ！
◇　新車　では　歪みがまだ感じないために合成間が上がったことが分かりにくい。
◇　ボディ合成がしっかりしている車はやはり分かりにくい。
実際には剛体化している訳ですから変化しているの変化はしています。　取り付けして悪い方向にはないので
やはりオススメしたいパーツですね＾＾

ボルト＆ナット　で締め付けられているパーツばかりなので、そのクリアランスが０になると色んな結果を生み出します。
路面からの突き上げが緩和します。　
アイドリングでのボディの安定性。
滑らかな走行性能向上。
など・・・・
なんか、メーカーの宣伝してるよな！　なんもないのに(-∀-)

そうそう！　ワイドトレットスペーサーも取り付けしまーーーす。
が！！！　　純正ホイールでは１５ｍｍのワイトレは取り付け不可能です。　だからといって２０ｍｍだと
ボディから少し出るので車検は駄目！！！　　　　　　　ってことでオーナーの決断は・・・・・
『ハブボルト切って下さい』　　　　　　　　　　マジでーーーーーーーーーー
分かりやしたーーーーーーーーー親分！！　　　　　
ってことで、寸法１７ｍｍの中古ナットを締めこんで出た頭を削り落しします。　もちろん鉄粉が出るので
保護シートとシールをボディに貼って作業しています。

フロント部は！
１５ｍｍでこんな感じになりました＾＾　いい感じになりました。

リヤ部は！
こんな感じです。　リヤ側は車高次第で２０ｍｍでもギリギリ大丈夫かもしれませんが車検は微妙かな。
やはりＶＡＢは１５ｍｍがベストかな。
ホイールにハブボルトの逃げがあればフロント１５ｍｍ　リヤ２０ｍｍ　ってのもカツカツでカッコイイ選択でもありますね☆

次は、アライメントです。　基本を取って通常はそれで終わりだと思いますが、エキスパートではコースによって
実走行テストしながらプリロード調整し、実走アライメントをします。　ただ、まっすぐ走る！止まる！だけのアライメント
ではつまらない。　本当に必要なのは走る！止まる！曲がる！ためのアライメント。

そう考えています。　　
つづく・・・