男の秘密基地

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GDBにGTX3076R取り付けにての考え・・・

さて!今回エンジンをチューニングしているインプレッサGDBに今、話題のGTXタービンを

取り付けて見たぞ 専用EXハウジングで設計されているので

ボルトオンで取り付け出来るはず

タービン本体の性能では360PS ~ 640PS となっている

すごいタービンだぁ    ってそのまま信じては駄目駄目^^

このシリーズには純正サクションパイプが使用可能なタイプとそうでないタイプの2種類がある。

その中で後者のタイプを選択。 要はサクションパイプは加工等が必要となるタイプ。

オーナーも500馬力近辺は欲しいとのことで! そうなると必然的にポーテットコンプレッサータイプの

76φタイプとなります。  

400馬力オーバーでOKであれば純正サクションが取り付けれるタイプがオススメで

また、取り付けに関してのクリアランスも十分に確保出来るかと思います。

   

さっそく取り付けて見ました

まず、サージタンク内面を削る必要があります。これもあまりしたくない作業なので微妙です。

そして水のパイプ(黄色矢印)とブローバイパイプ(黄色矢印)がコンプレッサに近すぎる。

ブローバイ側はすでに角度を変えてもこの程度だ

そして!上から見ると、ブローバイホース、パイプがコンプレッサーに当たっている

パイプ本体はエンジンから垂直に立っているパイプですので加工が難しい・・・・  コンプレッサー側を

少し削って、ホース側に耐熱シートを巻くしか方法がないなぁ・・・・  完璧にするのであればブロック側

からブローバイパイプ(圧入)を取って角度を付けたパイプを新たに作って圧力するしかない。 それは

さすがに出来ないのでクリアランスを出来るだけ作れればと考えないと駄目かな。

横からもクリアランスがない状態だったので、ヒートチューブ(レース用)を巻いて取り付けてみる。

これでも納得がいかないなぁ・・・・・  通常はこんなんでOKなんだろうなぁ・・・・

実際にここからはオーナーと相談することになる。 要は取り付けにあたり加工内容で工賃が

左右するからです・・  良いようにしてあげたいのは当たり前ですがその分、時間や部品などが

掛かっているのでどうしても工賃が上がってしまいます。悪いようにいえばどこで妥協を入れるかも

必要なんですよね!!

では実際にこのままで大丈夫なのかといえば、当面は大丈夫と答えます。 なら良いじゃん!!

いやいや!  何年間大丈夫なんだろう?ってことを私たちは考えます。 最低5年以上

かなと思っています。 でもタービンからの熱量は凄いものですから、やはりその近くのホース類は

劣化しやすくなります。 出来るだけ熱から避ける場所にセットしたいわけです。

今回はもう一度マニを外す作業が決まりましたので、その際にラインを見直したいとオーナーに伝える

つもりです。  もし、このブロブを見ていたらお返事お願いしますね^^

そして、マニを外したときにブローバイ対策にてやはり少し配管を造り直ししたいと考えてます。

スバルはブローバイ対策が課題と言うかどこともに悩んでいる場所といえるでしょう。

私なりにやりたいことが沸いてきたのでこれもオーナーに許可を・・・・・

このブローバイパイプは三椏になっていて、片側はPCVバルブ(インマニ側)に入り、もう片側は

サクションパイプに入る。 そしてこの三椏の中身をのぞくと小さい穴に絞られていた・・・

自分なりに考えてみてあるヒントが・・・・

そして何故? 細い穴にする必要があるのか・・・・

ほら!・・・・   細い穴にしてあるでしょ

でもここから高回転での内圧が抜けるだろうか・・・・

PCVバルブが機能している低回転域では強制的に内圧を下げれるかもしれないが・・・・

もしこの穴形状をもう少し拡大したらどうなるだろう? 

そう!  ただ、穴を拡大しただけでは、EJの一番の問題点であるうまくガスとオイルに分けれない

状態がそのまま大きくなるのでオイル消費が激しくなってします。  

まぁ・・  試行錯誤して見る価値はありそうだぁ^^