男の秘密基地
Blogエンジンを分解する時には必ず一つ一つのパーツの状態を見て、触って確認しながら・・・
そしてネジであれば、伸びていないか
ねじ山は痛んでいないか
絶対にインパクトは使わないことだ
外す機会があるから次の対策がわかるからね
必ずヒントが隠れているもんだ。
ステンマニの割れ修理が成されていました。 トラスト製だと思うけど、正直!割れます。
溶接で直してもまた割れます。 どうしたら良いのか・・・ それはトラストマニを使用しないこと。
でーーーーーす
トラストが悪いわけではなく、ステンマニは割れるって
ことです。 ただ!割れんくいマニを選ぶこと。または特注品でパイプ形を厚くすることです。

まぁ、どちらにしても利点と欠点はありますが、なにを重視するかですよね^^
このエンジンは数回はオーバーホールされてきたのかな?って感じる訳です
インマニのボルト&ナットも痛んでる場所があります。少し曲がっているのも発見。
全て新品にすることが良いでしょう。

タペットカバーを外して見ると、どろどろですね
オイル管理も前オーナーの
管理不足か?それともオーバーホール時に綺麗にしてもらっていなかったか
ですかね。
チューニングエンジンでこの黒さは、そう思ってしまいますね!!

ブローバイガスの臭いもそこまでキツく感じないのでこれはブローバイ等での汚れ方ではないですね
洗浄が大変そうだなぁ! でも1度オイル焼けを起こしているのでピカピカには戻りません
ので、そこんとこよろしく

カムはたぶん東名パワード製270度だと思います。
次は使わないだろうけどね・・・・・
やはり次は○カムだよね

ポートはなにもさわっていないのでノーマルでした。
ガイドはリン青銅にかわっていましたよ^^

燃焼室もノーマルでした。 ノック対策もしていなかったようですね!!
ストリート仕様で600馬力までならノーマルでOKですが、サーキットや600馬力オーバーなら
燃焼室は加工したほうが安全ですかね^^ まぁ、点火時期を下げてノック対策するって方法も
ありますが、それは意味がないですよねーーー

ヘッドボルトはスタット式に変更されていました。これは有りですね
安定した締め付けが出来、トルクも上げれる利点もあります。 まぁ、上げることは可能な強度と
言うだけで、ブロックやヘッドの強度も関係してくるので、私は指定トルクでは締めないかも・・・・

うーーーーー! やはりドロドロだな・・・・

HKS製のピストン + コンロット + クランク が組まれていましたよ

ピストンクリアランスが少し狭い感じなあたり方をしています。 もし、同じピストンを使用するなら
クリアランスの見直しが必要でうね。 たぶん規定クリアランスっぽいんだけどなぁ。。。
オイルリングとピストンピンの感覚が狭いピストンなので、その近辺の当たりが狭い傷が入っていますので
ピストンは新品の方が良いでしょう。

トータル回答
RB26改 → 2,7L で 加工等はなし。
ヘッドもリン青銅ガイドと270度カム仕様。
ヘッド、ブロック ともになにか特別にしているような加工はなかったです。
ただ!、オイルキャッチタンクの戻りをオイルパンに戻していたので!これが問題!
ブローバイガスがキャッチタンクに入ってガスとオイルに分けられて、汚れたオイルをオイルパンに
戻していたことがエンジン内部を真っ黒にしている最大の原因かもしれません。
