チューニングが進んでいくとどうしてもガス量が増えます。

皆さんはブローバイガスって名前は聞いたことがあると思いますが

そもそもどんなガスかご存知でしょうか？

レシプロエンジンにはピストンがあり,ブロックシリンダーとピストンの隙間には精密なクリアランスが
作られていて、その隙間に圧縮中や膨張行程中のガスがクランクケース側に漏れていったものが
ブローバイガスです。

また、このガスにはハイドロカーボンが多く含まれています。

このハイドロカーボンは、エンジンオイルを未燃の燃料で希釈したり、酸化させたりします。

これを少しでも防ぐために今回はタペットカバーにもバッフルプレートをいれます。

通常では入れ込まない場所にも追加でメッシュフィルターを入れて１つ部屋を作ります。

ノーマルのタペットカバーにはきっちり取り付け出来ますが、ＨＫＳ製Ｖ－カム専用タペットカバー
には加工しないと無理でした＾＾

クリアランスを取りながら形を合わせていきます。

なるべく隙間をつくらないように・・・・

今回はタペットカバーもきれいに化粧するので取り付けるボルトやワッシャも新品に交換します。

ですが、！！　欠品中ーーーーーーーだと・・・・！！

ってなわけで、少し話を変えてみます。

下の画像はタービンの取り付けナットとワッシャです。

まずはエキマニにスタットボルトを入れます。

このスタットボルトはステンレス製です。　　　そしてキットですから取り付けナットも入っているので
通常はそれを使えば言いだけなのですが、素材が同じくステンレス製ナットでしたので材質の違う
アルスター材亜鉛メッキナットに変更します。

これは、今までの経験上でタービンが８００度以上まで上がるので同じ材質同士で合った場合に
焼きつきやすいと感じたからです。二度と外すことはないとか、そのときに考えればなーーーんて
思えればキットもんをそのまま使うのですが・・・　　出来ないんだやなぁ・・・

その上、まだ焼きつき防止用を塗ってやる＾＾　まぁ、かじり防止になるのでね＾＾

このグリスはフロントパイプのボルトなんかにも塗ってます

中々良いですよ＾＾