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RB26 水冷オイルクーラー&オイルの流れ

さて今日は少し知ってるようでしらない知識をお勉強しましょう

皆さんも知ってることでしょうが!32,33,34GTRは水冷オイルクーラーが標準にて付いています。

水の力でエンジンオイルを少しだけでも冷やすことを考えたものです。

これによってターボータイマーは必要ないと考えたチューナーもいるぐらい画期的なものです。

ではその物体はどのようなものなのでしょうか!

それは画像中の矢印部分が水冷オイルクーラー本体です。


この中に水(クーラント)が循環します。そしてこの中は2室になっていることで
水が流れる部屋とオイルが流れる部屋とに分かれています。

まずは水は本体の外から取り入られます。画像下でおわかりですね!

では外すと裏面はどのようになっているのでしょうか?画像氏下にて

こちら面はエンジンオイルの通路となります。

オレンジ色の直ぐ横にある穴からオイルは入っていきます。そして

水で冷やされたオイルが真ん中から出てきます。

こんなことで冷えるの

って皆さん思いますよね!!

実際にあるなしで言えばほとんど変化はありません。 しかし、

アイドリング時や渋滞などにて水温と油温を平均化出来るところもあります。

高速走行やある程度の速度域では必要ありません。 なのでレース車両等は外します。

水冷オイルクーラーに水やオイルを通すことが抵抗にもなるからです。

続いて オイルの流れについてです。

昔の車や水冷オイルクーラーが付いていない車種などはエンジンブロックに直接!

オイルエレメントが付いています。

(画像はGTR)

水冷オイルクーラーなfどが付くと少し複雑になります。


アルミ製のアダプターが付きます。 左側が水冷オイルクーラー用で
右側がオイルエレメントが付きます。

そして

オイルポンプから送られたオイルはブロックから出て行き、赤矢印から出てきます。

そして水冷オイルクーラーを通って青矢印に流れて行きます。

では緑矢印の物体はなに

パチンコ球が奥からバネによって押されてフタをしていると思ってください。

これは、もし、何かの原因で青矢印方向にオイルが流れない場合にこの穴から

オイルが次の部屋へ行けるようにしています。

では青矢印に流れてきたオイルは・・・

赤矢印に出てきます。そのオイルがオイルエレメントを通って青矢印に戻っていきます。

すなわち、冷やされ!不純物を取ったオイルがエンジンの中へ戻って、角部分に行き渡る訳です。

ここでも緑矢印が2つ存在しています。

これも同じ役目ですが説明だけ入れておきます。

オイルエレメントが詰まったときにこの穴が開いて循環させます。

オイルエレメントを通らなかったオイルとなるのです。

エンジンを壊さないように循環させる仕組みとなります。

エンジンオイルは交換するけど、オイルエレメントは交換しない方やサイクルが長いかたは

エンジンが壊れていから大丈夫ではなく、この緑の穴に助けてもらっているだけなのです。

オイルエレメントの中を見る機会がないので理解しにくいでしょうが、
私はエンジンオイル2回に1回をオススメしています。

予算がある方は毎回が望ましいです。 実際!私は毎回です^^

なにが正しいかの正解はありません。 ただ、汚れたオイルを見てどう感じるかで
決めると良いでしょう。

普通に大事にしてる方はエンジンオイル2回に1回で十分だと思います。

私の店でオイル交換して下さる方は、私が判断しお伝えしておりますので安心してください。

話が脱線してしまいましたかね!!