RBヘッドのトラブルでバルブガイドが割れるということを聞いた事があるかと
思います。　　RB２６は高回転型エンジンなので、きっちり８０００ｒｐｍ回すと
気持ちの良いエンジンです。良く耳にするRBサウンドですよね
このように高回転を回すということはそれだけ摩擦する部品の係数も高くなってしまうのは
おわかりですよね　そこでノーマルより何倍も強い素材に交換することで
耐久性を上げます。　それがリン青銅バルブガイドとなります。

吸気ポートの奥にゴールドで光っているのがリン青銅バルブガイドです。

また、突き出し量を減らすことで吸入効率を上げるといったチューニングもあります。

現在ではあまりすることはありませんが・・・・。

ポート研磨もあまりする方も減りましたね＾＾　

現在の純正加工技術はすごく良くなっているので、ノーマルポートのままでいけてしまうのも
事実だと考えます。
ただ、究極を求める方ならオススメですが・・・・。今は！！

タービン性能やCPU性能(セッティング技術)の進化から絶対的に効率が上がると言う考えは
もう古いでしょう。
下の画像はポート研磨したものです。上の画像と比べると全然違うことがわかりますよね

私は古い人間ですので、ポート研磨や燃焼室加工することがヘッドチューンの原点のように
思っちゃいますが、一度フルチューンを乗ったことがある方は必ずポート研磨はしたいようです。
なはは

現時代ではヘッドチューンといえばカム交換って感じですかね

昔ならライトチューンって感じになります。

続いて燃焼室ですが、カーボンを綺麗に落すとRBの燃焼室はこんな感じです。

ヘッド面研は行っていますので、面が綺麗なわけです。

燃焼室はペントルーフ形状となります。吸気/排気側のスキッシュがたくさんあるのが
わかります。　　この多さがRBの低速トルクを作り出す方向を作っています。　　が。。。。。

私が削る燃焼室はこのスキッシュを落としてしまいます。　え！！！　そんなことすると

低速トルクが無くなってしまうのでわぁ・・・・・っと思いますが

セッティングにてHKS　V-PRO制御するなら、大丈夫です
トルクは出せるようにセットアップします。　それよりもやはり高回転でのノッキング対策を

したいので、RB燃焼室加工を行うならスキッシュ部分をどう削るかです。

◇　スキッシュ部分をすべて削る。

◇　吸気ポート側のみすべて削る。

◇　吸気/排気側それぞれの削り幅を換えて削る。

簡単に書くとこんな感じですが、これらはあくまでもスキッシュ部分だけの話となります。

まぁ！エンジンチューニングは奥が深いので、エンジンチューンをお考えの方は相談ください。