男の秘密基地
BlogRB26用ウォーターポンプには2種類が存在しています。
一つは純正品 もう一つはN1用 となります
では、どのよに違っているのか検証していきましょう。
まっずは画像を見て下さい。
簡単な違いは、羽の形状ですよね。 上側画像N1/下側画像純正品
ではこのブレードでどうちがうのでしょうか
純正品はブレードの枚数が多いですよね!これはアイドリング付近での水の流れを早くすることが
できるためにオーバーヒートしずらいように考えられています。
N1の場合は羽の枚数を減らすことで高回転域で水の流れを良くするように考えられています。
次に下の画像を見て下さい。 純正品に比べてN1のアルミ材の処理の違いを
N1の方は面が滑らかになっています。鋳型から作るのですが、制度が色々と良くなっています。
それにより、水の抵抗を少しでもなくすことが出来るよになります。
そして、赤矢印をみると、角の処理の形が違っています。
次に、青矢印をみると段差をつけているのが分かります。
これは羽の形状が高回転重視なので、ここに段差を付けることで低中回転域の水の流れを
よくすることが出来ます。
また、ブロック側から送られてくる水が羽側にぶつかってきますから少し段差をいれることで
水の流れを整流さすことが出来ます。
次は!サーモスタットについて、角度を変えた画像でお話しましょう。
画像はウォーターポンプが付いてる状態でウォーターポンプを外した側からの画像です。
サーモスタットを良く見ると、バネが見えていますよね!今は閉じている状態です。お分かりですね!?
この状態ではエンジン内にのみ水が循環していることになります。サーモのバネの先にもうひとつの
部屋に入ってるバルブがあることがわかりますか? この扉も今は開いていますよね!この状態が
エンジン内部だけに水が循環して80度~90度付近まで温めているわけです。 そして
水温が上がるとサーモバネが開き始め、最終は開ききります。 するとラジエターからの冷えた水が
この通路を通ることになります。もちろんサーモ奥の扉側のバルブは閉まる方向になります。
ここが開いている状態ですと、水の流れが一方通行にならなくなり、この弁の奥にいる水は
冷えることができなくなり、エンジントラブルの原因となってしまうのです。
水温を下げたいために昔の考えで、サーモスタットを取ってしまう方がいますが間違いです。
奥の部屋を閉めることができないことになるので水温は下がりません。逆にエンジンブロー
さす方向になります。ブロックの構造や、水の流れを理解して対策を考えることですよね