男の秘密基地
Blogセッティングには必ず空燃比センサーを取り付けするのですが、どこでも良いって訳ではありません。
Z34の場合は、NA車ですからエキマニが集合したところから〇〇cm~〇〇cm内でA/Fアダプターを取り付けします。
そしてこのZ34の場合はスポーツ触媒が付いているため排気効率が上がるポイントは中間パイプとなってしまうのですが!
だからと言って中間パイプにセンサーを取り付けるのは間違いで、パソコンに空燃比が表示された数字は数秒前の値!
本当は触媒があるぐらいの位置がベスト。 しかしそれは無理なので少し後ろ側に取り付けします。
セッティングの時はこの理想位置より離れた位置で表示される値を逆算して燃料マップや点火マップを書き換えていきます。
A/Fセンサーはセッティング毎に大気校正を行なっています。
大気中のO₂濃度(酸素)を計って20,6%に調整します。
いよいよセッティング開始です。
エクティックでライセンスを取得することでCPUにアクセスします。
エキスパートではR35GTRもエくティックでCPUチューニングしています。
Z34は少し普通のエンジンではないのでそれを踏まえなければトルクもパワーも上がりにくいと思います。
電子スロットルの動きは正直鈍いので改善しなければいけませんが、そこだけを書き換えても駄目なのがZ34!
カムのリフト量もまでもCPUで制御、そして可変カム! レスポンスを上げようとするにはカムリフトとバルタブタイミング
をも一緒に変更しなければなりません。
NAの場合はターボ車と違って過給機が付いていないので最大馬力は期待できません。しかし、トルクを上げていく
ことで、前に押される感覚が手に入ります。低速~中高速でのフィーリングが良くなるように調整していく訳です。
レースだけ考える場合は触媒は外すので、上の馬力は上がりますが・・・・ ストリート仕様では必ず触媒は必要ですからね!
あ!そうそう! 思い出した。 サーキットなど走行するとデフオイルが噴いてしまうと聞いてましたので調べてみると
大容量デフケースが売ってますよ^^
デフオイル容量が少ないZ34のデフケースを加工すること無く、オイル容量0.5Lの増量、ヒートシンク冷却フィンを兼ね揃えたキャスト・アルミニウムカバーをリリースします。
米国IMSAシリーズでの実績に裏付けされたその性能は、様々な走行シーンに対応するべく貴方の愛車を守りぬきます。
仕様:大容量ヒートシンク付きデフカバー
素材 : キャスト・アルミニウム
適合 : Z34
付属品 : ブリーダーパイプ、マウンティングボルト、ドレンプラグ
特記 : オイル容量500ml増 オイルクーラー用ポートあり(使用しない場合は付属のドレンプラグにて閉鎖)
参考作業時間 : 4.0h(単体)、0.5h(デフマウントブッシュ交換などデフキャリアが外れている場合)
※本商品は日本仕様(右ハンドル)です。左ハンドル車へ装着の場合は別途お問い合わせください。
との内容のようです。 ご参考に♪