男の秘密基地
BlogVG30DETTのエンジンを降ろすとVバンクであるために横方向に大きいけど縦方向は短いんです。
それは直列6気筒はピストンが縦に整列しているけどV型は左3気筒、右3気筒と振り分け、その間をオフセットさせる
ために短くなります。 利点はコンパクトになることと、クランクの長さが短く出来るのでたわみに強くなります。
しかし、この当時のクランクはあまり制度が良くなくてメタルトラブルも多かったことを思い出します。
自分の青春を一緒に生きた1台でもありましたね(´∀`*) 懐かしい・・・
ノーマルタービン、ブーストUP仕様でもネックはエアフロでもありました。RB26ではエアフロが2つついているのに
たいして、Z32はツインターボと同じなのでエアフロは1つでした。 そして長い長いサクションパイプと最悪!
当時はHKSからVPCと言うエアフロを外せる装置が出ていましたからこれは必ずと言って良いほど必要な
アイテムでした。 今はV-PROで制御すればエアフロも取ることが可能なので便利ですね(´∀`σ)σ
ブローバイの汚れがここまでタービンや周りを汚すんだよね!!!
オイルエレメント取り付けブラケット付近もどろどろなのですが、カメラのシャッター光で光ってしまい分からないな・・・
ブロックや周りも光ってるでしょ! これ実はオイルが光って見えてるんですよね!! 実際はドロドロなんですが!!
少し前にR35のサージタンクを脱着したばかりなのに今度はZ32ってか!!
でも、実際にサージを取る作業ならZ32no方がややこしいかな。
R35no場合はプラグ交換でサージタンクを脱着しんばいと駄目だけど、Z32は違うからね^^
サージを外れると、やっとエンジン単体感が出てきました。
スッキリとしたイメージなエンジンです。 シンプルが良い^^
次にフロント側からバラして行きます。 サーモスタットケース付近を取り外します。
あれれ! あれれ!
サーモスタットも入れる向きが間違っているではないか??? 1度交換したのかな?
それとも初めから? そんなわけ無いかな・・・ でも間違ってるし!
エア抜き用の穴が下側にセットされていた!! ウォータポンプから出てくる気泡がエアを生むのでこれを
サーモのエア抜き弁が活躍する。 だからこそエアは上に上に上がろうとするのでこの穴も上側に向けてセットしなければ
ならない。 これはチューニングではなく整備上の基本である。
さて、 どんどん分解していくぞーーーーー
カムが現れてきました。 VGもイン側のみ可変バルタイなのですが、今回の仕様は、インナーシムタイプとするので
ノーマルのラッシュアジャスターを取り外してシムタイプに変更します。 それにより、カムもシムタイプ用となるため
もうそんなカムはどこからも販売していません。
ってな訳で、特注で作るしかないってことになるわけです。 本人の要望もあるのでバッチリ良いカムを製作しなければ
なりませんね。゚(゚^∀^゚)σ。゚
ヘッドが外れるとピストンが見えてきました。 ピストンも3,1L仕様にするため、コスワース製にします。
コンロットも I断面に変更。 500馬力オーバーに絶えるように作り変えます。
オイルパンの底が少し当たってたので心配していましたが、どうやらオイルストレーナーの形も変形していました。
これは新品に交換することになります。オイルパンも新品にします。
オイルパンはバッフル加工を行いましょうかね^^ オイル量が多くないVGエンジンはオイルパン形状が悪い!!
これらも見積もりにいれてあります。
デジカメの限界か! ピントが合わせれないみたい・・・・
どんどんバラしていきます。 今日のブログはここまで!
しっかり点検していくのでそちらに集中したいと思います。
もし、なにかあればUPします。